huhu huhu huhu huhu huhu huhu huhu huhu….
遊んでいるように見えますが、
huhu は、フィンランド語で「うわさ」という名詞。
なんだかかわいらしくて、こんなうわさなら許されてしまうかなという気分にも・・・・?
さて今日はどんな「かわいい嘘」が世界で飛び交うのかな?
上の写真は千葉の公演で見つけた パンジーですが、
こちらはちょっと強面のパンジー。
パンジーは寄せ植えをされることがほとんどですが、この模様から想像してしまうパンジーたちの会話を
いつか聴きとってみたいななどと考える私は・・・・・人間ではないかもしれない。 huhu huhu huhu
昨日また1冊のフィンランドに関する本を紹介されました。お弟子様が見つけてくれた本、こちら。
読みやすい本です。帯にもあるとおりのことが著者の体験に基づき書かれています。
最近インテリアの世界的企業、スウェーデンのIKEAの働き方が番組で紹介されていましたが、
その内容にも通ずる非常に賢い合理的な働き方が書かれています。
フィンランドといういわゆる「大国」ではない国家がどうして国際的評価が高いのか、
教育レベルが高いのか、
ITをはじめとして世界に役立つ高い技術や文化を生み出しているのか・・・・
そのような疑問興味を持って研究研修に行く人が昨今激増していると伺っています。
その体験をもとに多くの本が出版されています。
これまでも
こちらは2005年初刊
こちらも2005年初刊です。
確かにこの10年、私自身フィンランドと御縁を得ていますが
後半の5年間に様々な面でフィンランドがクローズアップされることが増えてきましたね。
音楽関係の留学生の数、また勉強する分野の広がりも
2000年当初と現在ではかなり様子が違っていると感じます。
日本でも、時間を有効に使って有意義な仕事を成し遂げている多くの素晴らしい方々がいます。
そういう人の働きぶりを見ていると、実に人生を能動的積極的に、
そして無益な争いは起こさず 社会全体の明るい未来のために常に前向きに日々動いています。
教育の面でもそうです。
仕事がら各地の学校の先生にお目にかかることも多いのですが、
皆さんそれぞれ目の前の児童生徒の皆さんに多くの愛情を注いで
工夫した教育をなさっているのを見ています。
1億2千万という人口と520万という人口の差は、私は大きいと感じています。
これは悪い意味ではなく。
フィンランドが成し遂げてきた「教育重視」の姿勢から生まれる人間教育と人生時間を大事にする哲学。
そこには人は人だけではなくすべての命とつながり、その他の命に対しても責任を持つ人間が為すべきことを子供のころから肌で実感として知っているということ。
このような哲学、精神は 少し前の日本にはあったものです。
その気持ちを取り戻し、小さな単位から良いことを積み上げ皆が気持ちよく日々過ごせることを目指して行けは、日本らしい歩みで1億2千万の人口にも 520万の国家が為し得た成果がもたらされるのではないでしょうか。
「教育はその国の歴史・文化を踏まえた独自のものが為されるのが良い」
という、シベリウスアカデミー校長の言葉が私は忘れられません。
日本は他国のものを取り入れ学ぶことに積極的で、そしてそれを自分のものとする能力がある国家です。
現在、新しく北欧フィンランドから多くの機関が学んでいることを、ぜひ咀嚼して日本にあった形で日本発として組み立ててほしいと思うのです。
「人の話をよくきく」「自分の考えをきちんと説明する」「自然を大切に」
フィンランドの初等教育で最も力を入れているこの3つは、教育の根幹だと思います。
日本人にもすぐに受け入れられる、魂だと思います。
混迷の政局に見られる姿は残念ながらかなり違うものですが(>_<)
政治的な意見を戦わせるということと、政治家としての気持ちをぶつけて争いになるということは
別次元だと思うのです。学級会レベルであると巷で言われてしまう現在の国会の様子は
子供たちの教育にはとても悪いモデルだと感じています。とっても残念ですが・・・・。
エイプリルフールに やけに真面目な話をするとは・・・・
それこそ私自身のエイプリルフール??
新年度、少しでも良い一歩を踏み出したいですね。
新入生、新社会人の皆さんおめでとう!
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