沸騰している脳味噌から意味のない言葉があふれだす時・・・
それは自分が危険領域に入り込んでいる時。
頭に複胃がほしい~~~~~~~~~~
この週末から再びニルセンと向き合う日々が6月13日まで続く。
今度はsymphony No.1です。品川区民管弦楽団と共演します。
1997年に同志社交響楽団と共演して以来この曲を手がけます。
そして今期、もうひとつ別のオーケストラとも同じ1番を共演します。けいはんなフィルです。
初めてのお付き合いとなります。
両方のオーケストラとも北欧プログラムとなりました。
スウェーデン・フィンランド・デンマークという3国の作曲家が並びます。
ニルセンは年末の公演の記憶がまだしっかり体内に残っていますが、
ぜひ交響曲はすべて手掛けたいと思っています。3,5,6が残っています。いずれも魅力的な曲です。
このお顔はよく知られていますが、ニルセンの生まれはシベリウスと同じ1865年です。
亡くなったのは1931年。実は父の生まれた年。勝手に御縁を感じています。
蛇足ですがフィンランドの作曲家ウーノ・クラミの没年に私は生まれました!
これも勝手に御縁を意識しているだけです。(おっと、年齢がしっかりわかりますね。まあ隠しても意味がない)
さてこちらの人は・・・・・・
14歳のニルセン君。いやいやカール君。カール・ニルセン坊やはなかなかりりしいですね。
このラッパを持っている姿・・・これぞ彼の交響曲の原点です。音楽の源泉ですね。
ニルセンの百面相の写真のことを共演するオーケストラの皆さんにはよくお話しますが、
本当に面白い人物です。
ニルセンに向き合いながら、
頭の一部では本日吹奏楽曲の選曲にあたり、いろいろと楽譜を見て明日の打ち合わせのそなえ・・・
まだ書き上げていない協会の原稿についてこれまた頭の片隅で汗をかき・・・
演奏会が近づく日立フィルの曲目も頭に鳴り響き・・・・・
そして明日はシベリウス協会の委員会もある
かさなる時はかさなるのです・・・
年中このような状況ではあっという間に脳は沸点を超すことでしょう。
しかし若いころずっとアシストとして仕事場にご一緒していた某実力派指揮者は
もっと複雑な仕事の仕方をこなしていましたね。
時折リハーサルが重なることも発生して、そんなときは急遽私も一部を引き受けることになるのですが、
本当に急遽なので、それこそいつでも準備OKの状態でついていないと務まらない。
いきなり歌手の稽古、いきなり伴奏、いきなり合唱リハーサル、いきなり裏棒・・・・
失敗も多々あり・・・緊張感満載。
でもそんな心持心意気で動き回っていたあの頃・・・・・・(遠い目)
あの時代を思い起こすと、自然に身体も軽くなりますね。
まだまだ、まだまだです。
さて複胃はどうなった・・・・?
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