本日はシベリウス協会の仕事を二つ・・・・
日中は大使館に伺い、カレヴィ・アホ氏のインタビューのお手伝いを。
シベリウス協会では会報・機関紙というものを出していまして、そこには折々特集やインタビュー記事も盛り込んでいます。私は編集委員ではないのですが、今回のコーディネーターとして。
ヴァイオリニストで音楽博士でもある佐藤まどか理事とともに、伺いました。
カレヴィ・アホさんはシベリウス全集において録音でも楽譜でも深く関わっていらっしゃいます。
そのあたりのお話なども含めて、楽しい1時間でした。大使館にはとてもお世話になりました。
ありがとうございます。
お土産に頂戴しました。
Fennica Gehrmanから2005年に刊行されたカレヴィ・アホ氏のオーケストラ作品紹介の本。
サンプルCDもついています。デザインもよく、楽譜もごくごく一部ではありますが掲載されていて、興味をひくものになっていますね。
こちらも頂戴しました!恐縮であります!交響曲第14番。
夜は事務局長を拝命して初めての委員会。
皆さんとともに未来へ夢が膨らみます。
フィンランドは来年度の予算において、文化・教育面を増やしたそうです。
先日大使館でのレクチャーの折に、文化広報官のセッポ・キマネンさんがおっしゃっていました。
フィンランドはクリエイトすることが財産であること、そのために人を育てること、文化を守ること、それを削らないということです。出席者一同唸ってしまいましたね・・・。
最後にはチェーンメールのようになってしまった文科省への意見書を書きましょうメール。
メールが暴力になっては何も意味がありません。
私は、意見書を書きました。ただ反対であるということではなく、その決断を導きだした判断の部分に疑問を感じる点を伺う文章で。今一つわからないのです。政府は本当は何を狙っているのか・・・。何を考えているのか。
非常に毎日気持ち悪く気分悪いです、その点で。
今日本中が自分を取り巻く環境を政治レベルで「喧々諤々」やっています。
逆に言うと、これまであまりに何も考えてこなかったツケでもあります。
その点は自分でも大いに反省したい。
音楽と社会・・・というテーマで考えた時、200年前に一度引き戻されるということを、昨夜も演奏会の後知人と話していました。
前前前首相が「ぶっつぶす」とか「変える」などと当時叫んでいらっしゃいましたが、
図らずも現在そのようになっている日本であります。
年末年始もなく、ひたすら大小様々な社会の動きから目を離せない・・・そんな年越しになりそうです。
25日、27日と続く二つの大学の演奏会、曲の内容からしても相当にハードになるであろうと覚悟しています。
両日ともお客様たくさんお待ちしています!
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