階段一段とばしの大人

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古巣、相愛大学の初リハーサルに出かけました。2006年まで14年勤めました。
今回のご縁は何ともタイミング的に不思議なものでして・・・・・

今年私は国立音大には後期のシンフォニックウィンドだけの契約となりました。
それが決まった昨年末、突然相愛大学から夏の定期へ客演指揮の依頼が入りました。
あまりのタイミングに私は思わず天を仰ぎました。
「誰かが見ているのか・・・」

現在相愛大学のウィンドオーケストラ主任もなさっている、トランペット教授の国立音大の大先輩、飯塚一郎先生、打楽器の中谷満教授、サキソフォンの前田昌宏講師のご指導のもと進められている相愛ウィンドオーケストラと初授業でした。

私の担当の曲は3曲。
メンデルスゾーン 序曲 (生誕200年にちなんで)
飯島俊郎      夢の花・・・・・幻の花 (国立音大とフィンランドでも演奏してきました)
Fシュミット     ディオニソスの祭り

前半は、若林義人先生。
ユーフォニアム奏者 外囿祥一郎さんのソロでウィルソン組曲が演奏されるようです。
楽しみですね。外囿さんとは航空自衛隊中央音楽隊の演奏会で共演しています。
スーパーソリストです。ラハティで開催された、コンフェレンスにもゲストで登場なさっていました。

相愛の校舎、懐かしいような、それほど昔に感じないような・・・・・・

そうでした

去年お世話になっているではありませんんか。
2008年3月、ヨウコ・ハルヤンネとの共演をこの相愛ウィンドに作っていただきました。
その時以来ですね。

でも講堂のステージでのリハーサルは3年ぶりです。やはり懐かしい。
今回大曲が並んでいます。先週はインフル対策で休校になっています。
7月に向けての一歩を踏み出しました。ぜひ良いステージにしていきましょう。

やはりディオニソスは名曲です。
じっくりと、音の意味が聞こえてくるまで粘り強くリハーサルしていきましょう。

現代という時代に、あの古代ギリシャ悲劇のもととなる「ディオニソス祭り」春の祭りの
祈りと狂気と酩酊と・・・それが、見事に音符の端々に書かれている名曲。
1913年作曲です。
この曲に隠れているワーグナーや同時代のフランス作曲家の細胞が面白く、
やるならとことんやりましょう、という深みにはまる曲あります。
次のリハーサルを楽しみにしています!

大阪に入ると、見事にみなさんマスクをしていました。
新大阪駅の駅員さんはほぼ全員マスク着用でした。
大学までの「JR神戸線」「大阪環状線」「地下鉄中央線」「ニュートラム」
いずれもマスク組が関東よりも多く見られました。
そして気のせいか乗客数がいつもの月曜日よりも少ないような・・・・。
まだまだ影響が残っていることを実感しました。
収束しているようですが、本当に早く日常に戻ってほしいものです。
打撃を受けている分野は多々あります。

そして本日のタイトルの意味は??

大阪から戻ってきて、東京駅で乗り換えるときの話。
私も長時間乗車のあとはなるべく足を動かしたいので階段を使う方ですが、
どこかの知らないおじさんが、ささっと階段のほうへ行き、
なんと一段とばしでそのままずんずんと降りていきました。
その一段とばしの歩行が何とも楽しくて。
「これは、自己鍛錬でやっているのか?」
「そういう競技でもあるのか?」
「世の中を楽しくするためにパフォーマンスをやってくれているのか」
いらぬ想像をしてしまいました。

大人になっても、一段とばし歩行ができる人は素敵です。

これから夏まで毎週関西へ通います。
今年の野球はDもTも今ひとつ出遅れております。
がんばれ~~~

 

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 下りの一段飛ばしはかなり危険です
    もし挑戦されるなら、老婆(爺)心ながら必ず手摺を確保してお試し下さい
    上りの一段飛ばしは私でもまだ出来ていますので…
    下りは飛ばさなくても手摺を気にしています

  • >オケ・ロージンさん
    コメントありがとうございます。
    はい、確かにその御仁も手すりには軽く触れながら、ゆっくりとしかし大股でずんずんと歩みを進めていました。
    自分ではちょっと・・・・・躊躇しました!
    上りは挑戦します。

  • >上りは挑戦します。
    →言わずもがなですが、仕事着の時だけでっせ…(笑い!)

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