こどもの日 Children’s Day Lasten pa:iva:a:

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あいにくの雨模様となった連休終盤・・・・
この足利フラワーパークも雨傘と藤の色で、ますますの賑わいだったのでは・・・

この二日間、籠もっています。
仕事の準備とともに、この先のスケジュール管理などなど。

現在1年3ヶ月後まで、土日祝日を利用したリハーサルを調整の必要が出てきています。
プロの楽団とアマチュア楽団との大きな違いはこのリハーサルスケジュール。
大きな公演であってもプロのオーケストラの場合4日を超えるリハーサルを取ることはまずない・・・
オペラは別です。
通常のコンサートであれば、定期演奏会クラスで3~4日、少し大きなもので2日。
時には前日のみ・・・

アマチュアオーケストラの場合は長いところで半年ほど前からリハーサルがスタート。
そのスパンは3ヶ月、4ヶ月・・・と、団によって大いに違います。
そういういろいろなリハーサルスケジュールの設定をしている団体と複数同時期に共演すると、

これはもう・・・・・リハーサルスケジュール管理が大仕事となるのです。

オペラを頻繁に関わっていた時期には、毎日の稽古+この調整を行っていて、
まあ手帳を見ながら網の目のようにリハーサルを決めていくことは言わば特技!!でありました。

しかしフィンランドに行って1年間そういう時間からまったく離れて・・・・

そう、今度は全くそういう管理が苦手になってしまったのです。
不思議なものですね・・・・
時間感覚の違い。

あの研修から戻って8年になりますが、そろそろ昔の感覚を取り戻してきたところ。
忙しいことは決して良いことではないと思っています。
でも、そろそろ大人として建設的な未来の時間をイメージする年齢でもあろうと・・・・
思うわけです。

話変わって・・・・ネットニュースでみたこと。
昨夏のオリンピックで話題になってしまった「口ぱく」の女の子のCMギャラが高騰!とか・・・

まだまだ世界的にはそういう空虚な市場の実態があるわけですね。
宣伝ということに関して、「要注意」という事件や問題が昨年から特に頻発しているのに。
やはり「注目される」ことに世の中のお金が流れるという市場原理は不滅なわけです。
個人的にはそういう実態にはとてもむなしさを感じるのですが、
自分の関わる社会だって、聴いていただけなくては始まらないという大原則がある。
永遠の葛藤ですな、これは(苦笑)

賑やかで華やかな世界はひとまず置いておいて・・・・・

このところ3人のフィンランドの作曲家から続けて作品を拝見する機会がありました。
便利な世の中なので、すべてメール添付のデータで送られてきます。
今を創る作曲家と手を携え、どんどん新しいことを創っていきたいですね。
今回楽譜を拝見したのは Harri Ahmas  Arttu Sipila:  Jukka-Pekka Lehto の三人です。 

現在の私自身の力では大きな規模の企画は難しい・・・・
でも将来的にやってみたいビジョンはあるのです。
「よいものはゆっくり知られてゆく」という言葉、
人から言われたことですがこれを大事に感じています。
それを形にしていくこと。

自分が指揮をする単発の現場においての継続性も一つの案ですが、
一つのコンセプトを持って自身のプランを長く太く積み上げていくこと、
それが今の自分に始められる第一歩ではないか・・・と。
はなはだ抽象的ですが、まだ現実の形になっていない以上何もインフォームできない。

まずはサロンコンサートの再開ですが、もう少しお時間をください。
この企画のプログラミングをしていくことも難しいほど、
一時期は前進への気力が不足していましたね。
現在はその点は完全に復活しています。
ただ、この北欧の分野を専門的に進めるほどに、
いかに知られていない芳醇な文化が存在しているかを実感しているので、
それを整理整頓して形にしていくのが今の課題です。

北欧方面の音楽を発掘紹介する活動をしている人は、徐々に増えてきています。
フィンランドで勉強する日本の音楽家は増え続けています。
フィンランドの楽壇で活躍する日本人も増えています。

単なるブームではなく、北欧という一つの音楽文化圏発として
もっともっと多くの作品が演奏会に登場して良い時代に入っていると思っています。
北欧諸国が持つ精神にも、文化にも、そして環境にもずっと目を向けてきた活動を
自分の手でまとめていく世代に入ってきているな・・・と、夢うつつにも感じる日々です。
(今日の夢もそんな啓示を感じましたね)

来月の立教大学での講義の構成を検討中ですが、
そんなこともあって「叫び」を書いてしまいました・・・

「な~んだ、講義の予行演習かい・・・」と お叱りを受けそうですが

割に緊張していますよ、立教大学の皆さんお手柔らかに。
秋には津田塾大学です。こちらはフィンランドに特化した内容なので、少しほっとしています。
そう、北欧と言ってもフィンランドと、スカンジナヴィア圏ではいろいろなことが大きく違うのです。
私自身はどちらかというとフィンランドに深入りしています。
北欧への導入はデンマークの「ゲーゼ」でしたが・・・。
まだまだ知りたい見たい聴きたい世界は山ほどある・・・・・
元気でいなくてはね。

その素敵な世界を早く現実の音として多くの人に聴いていただきたいのです。
心身を鍛えて音のロードを歩き続けましょう!

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奥入瀬渓流もさらに緑がまぶしくなっているでしょうね・・・・
また行きます!

さて明日は習志野フィルとのリハーサル。
力のある歴史のあるオーケストラです。こちらも元気にぶつからねば~~~

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • >「注目される」ことに世の中のお金が流れるという市場原理は不滅なわけです。
    >そういう実態にはとてもむなしさを感じるのです
    全くその通りだと思います。
    しかし、音楽ジャーナリズムは、依然として特定の演奏家に「注目させる」=「売る」ことに狂奔しています。宣伝につられ高額のチケットを買い、聴いた後でガッカリすることがなんと多いことか!
    当たり前のことですが、聴き手も心にかなう作品や演奏家を捜し当てるために自分の耳を磨くしかないのでしょうね。
    そして、新田先生のように「本物」に巡り会ったときの嬉しさは格別です。
    ただ、優れたヴァイオリニストにはストラディヴァリウスが貸与されるシステムがありますが、いかに優れた指揮者でも「注目」されないと「良い楽器」を手にすることが難しいのが残念なことです。
    しかし、「弘法は筆を選ばず」とも言いますし、贅沢さえ言わなければ「本物」の演奏を心ゆくまで楽しむことができるので良しとしております。
    習志野フィルはとても楽しみです。

  • >Junsinさん
    コメント有り難うございます。
    プロである以上、市場に背を向けるわけにはいかず厳しいところです。
    しかし、音楽家の自分は信じることをオーケストラとともに奏でていくことしかできません。その道をこれからも、どの現場であっても大事に歩いていくこと、それが「本物」を目指す「途上」であろうと考えます。
    自分の手で必ず結果を出すという心構えは一生持ち続けます。
    まだまだ自分は「本物」には未熟で早いです。
    どうぞこれからもお見守りいただけましたら嬉しいです。

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