サイトリニューアル

 2020年は56年ぶりの東京オリンピックということで、各方面様々な輝かしい企画があったと思います。それに合わせてというわけではないのですが、2002年スタートの「森と湖の詩」も、リニューアルしました。作成にあたっては旧ウェブサイトの時から一貫して多大なるご協力を頂いているOさんに改めてお礼申し上げます。
 1964年の東京オリンピックの時に「復活の日」という作品が小松左京によって執筆されていたことを、今回の新型コロナウィルス禍で知りました。なんというめぐりあわせかと。映画化で知られたのは1980年。その時には現在の千葉県知事も俳優として出演されています。近年このようなパンデミックをテーマとしたドラマや映画が国内外で数多く制作されています。この機会にいくつかネット視聴のできるものをまとめてみてみました。どれを見ても、今現在の様子が出てきます。感染の広がり方、広げない方法、何を気を付けるか、日々報道で見ていることが出てくる。つまり想定されることとして、予想されることとしてあったわけですね。
でも世界的に現実にそれを抱えた時、どこも完璧な対策などできなかった。できていない。それが人間の限界なのかもしれないと、あらためて厳しい現実を感じています。
まだまだ渦中、一市民として今やるべきことは
感染しない、させない。それだけだと思います。
仕事は見事に夏まですべての公演がなくなりました。この先、決して安泰ではありません。
多くの業種がこの現実を前に苦慮しています。私がもし10年若かったら、20年前だったら・・・もっと大変だったと思います。ましてや仕事を始めたばかりの頃、大学を出て間もない頃、実家から独立したばかりのころ・・・その頃を想うと本当に明日どのように暮らせば・・・ということで頭が一杯だったと思います。
私も音大で教鞭を執っていますが、卒業していった学生たち、若者たちが今どうしているか、最も気になっていることです。一つ仕事がなくなるごとにどれだけの心痛と不安であるかと。

国の政策側、各機関も現在日々検討を重ねて必要な支援を実現する方法を提示しています。
まだまだ行き渡るには時間がかかることでしょう。どうか人を大切にする国家として未来に続いてほしいと願います。
そして今回のことであらためて思ったことがあります。このウェブサイトに「エッセイ」があります。2009年でそれは休止したのですが、最後のエッセイに書いたこと、それがそのまま現在に当てはまります。そのことにあらためて驚いてしまったのです。何も変わっていなかったのだということに。
自分ももう十分に人生を生きてきた年齢です。来年には節目の年に!なります。
この世代が未来を本気で考えて様々な力のある若者を次世代に羽ばたかせる世の中の仕組みを作らなかったら、転覆するのではないかと、この国が。そんなことまで感じます。
世界のリーダー、すでに若い世代ですね。彼らの見ている世界に追いついているでしょうか。
つい先日「大世界史」というBBC製作の番組を見ました。歴史は実に多くを教えてくれます。

今自宅でたくさんの時間を過ごしています。勉強、仕事の準備に時間をかけられること、非常に有難い状態です。この時間を得るために来年から少し仕事のペースを変えることを予定していました。思わぬ事態でそれが前倒しになっている状態が個人的にあります。どんな状態であっても、自分が音楽家として指揮者として為すべきこと、それをじっくり考え、またステージに立つ日までじっくりと備えることを今の大きな課題としています。

この未曾有の事態、悲しい厳しい現実、多くの犠牲者の御霊に哀悼の意をささげます。
そして何より、現在医療の最前線で仕事をされている皆さんに深い感謝を送ります。そしてそこに何か力になれることがないかと、探しています。まだまだ時間を要する収束への路。覚悟を決めて歩いてゆきます。
リニューアルサイトも、今後ともどうぞよろしくお願いします。 新田ユリ

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