ACOファミリーコンサート 長久手の家終演

acofamily06.jpegGW中に2公演。刈谷公演に続き、8日は長久手文化の家にて開催。長久手はある意味、ACOの故郷なのかもしれない。愛知県芸出身者が多いため、このエリアは学生時代の思い出の土地。私は2005年から2007年の3年間勤めた県芸の思い出に重なる。

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両方の公演ともに、子供たち、ご家族たくさんかけつけてくださいました。ありがとうございます!
手作りの楽器を持って、ステージにあがってもらいました。「おもちゃの交響曲」の共演。
事前のワークショップで木管セクションのメンバーを中心とした指導スタッフのもと、わずかの道具素材で「鳥の声」を出す楽器を作りました。

メンバーの潜在的な力が発揮されたプロジェクトとなりました。
企画構成はファゴットの野村、プログラミングはトランペットの藤田、こちらの皆さんで選曲と企画ものの内容が決定され、様々なセクションで作業を分担し、当日を迎えます。
 全体の進行、アリア、語りの3つの役割を務めてくださったのは、ソプラノの平康悦子さん。素晴らしかった。

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本当にありがとうございました。前半のファウストのオペラ「宝石の歌」では、美しい村娘、後半の「こどものための展覧会の絵」では、語りを会場を動き回って務めてくださいました。

大編成ではない我々です。少し演奏には工夫もしています。

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展覧会の絵ではセンターにpianoを置き、私が部分的にピアノ演奏も務めながらの指揮を担当。ちなみに長久手ではベーゼンドルファーという素晴らしいピアノが用意されていて、ちょっと緊張モードでした。

一部メンバーによる子芝居も入りました。
なんと、コンサートマスター平光、セカンドVnトップ鈴木の両氏による「額縁芝居」 これがなかなか名演でありました。隠れた才能です。こちらは笑いをこらえて、次なる演奏に入るのが大変。

公演全体の詳細については、ぜひこちらをご覧ください。ホールが終了した公演の内容を記事にされています。

ACO愛知室内オーケストラは、このような企画ものが比較的多いオーケストラです。今回は自主公演としての位置づけでしたが、依頼公演においても様々工夫されたステージを作ります。
演奏者自身が頭も身体も動かしステージを作ってゆく・・・なかなか大変な事なのですが、本当に温かな気持ちを持って子供たちが、ご家族が喜んでくださる内容になるように喧々諤々やっています。
ぜひ、多くの皆様にこの活動を知っていただきたいと常任指揮者の役割を頂いてから強く願い広報活動なども関わるようにしていますが、まだまだ私自身が小さな存在で無力であることを痛感しています。
多くのお客様にお聴きいただけるようになること、知っていただくこと、楽しんでいただくこと、これからも変わらずメンバーともども尽力してまいります。どうぞ我々のステージをのぞいてみてください。<(_ _)>

次の共演は10月の定期演奏会となります。オール北欧プログラムとなっていますが、隠れた美しい作品が並びます。お楽しみに!

 

 

 

 

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