Suomiから来る

まさに、ラッシュという言葉がふさわしかったこの秋。
フィンランドから指揮者・オーケストラがこの時期にまとまって来日!
皆さんシベリウスを演奏してくださる。ありがたいやら嬉しいやら、しかし重なる・・・

10月はじめと11月はじめにハンヌ・リントゥの指揮により新日フィル&フィンランド放送響でシベリウスチクルス
11月には日フィルにピエタリ・インキネン来日で、シベリウスの小品を。そして11月末にはラハティ響がオッコ・カムと来日。オペラシティ・コンサートホールでシベリウスチクルスを。同時期に師匠オスモさんが読響に客演。
3,4番以外の交響曲を演奏。ということで、シベリウスファンの多くが各コンサートで顔を合せていた状況が12月4日でひと段落したところです。

今年も残すところ3週間となりました。本当にお陰様にシベリウス&ニルセン関係の様々な役割をいただいてきた1年でした。まだ振り返る前に、その関係の仕事が残っていますので、まとめは後日

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・・・・

ラハティ響来日公演は、3度拝聴できました。はじめは札幌。日本シベリウス協会北海道支部公演の折、その翌日に同じキタラホールでラハティ響が公演。メンバーも我々の公演にきてくださり、嬉しい交流でした。
ラハティで限りなくお世話になっている、マルヤッタさん&チェリさんご夫妻。
東京で一度夕飯をご一緒できました。

マルヤッタさんから素晴らしいお土産をいただきました。
 

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マルヤッタさんは布に糸を織り込んでゆくこの手芸で、フィンランドでもギャラリーに飾られたことがあります。
原画はお子さんたちが小さなころ描いていた絵。すでにたくさんの作品ができています。この15年のお付き合いの中で、その完成をみてきました。

この絵は私がラハティで公演を指揮した時の様子を、長女のエンマさんが描いてくれた絵。
日本語でこの作品の裏側に今回説明を入れてくださったのは、恵理子コルホネンさん。ありがとうございます!
この絵の私が来ている衣装は、ラハティで作ったもの。ラフなデザインを自分で描いて、仕立ててくれるお店に持っていきました。しばらくこの衣装は来ていなかったのですが、つい最近復活!

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こんな感じです。この絵を頂く前に、久しぶりにこれを着ようと思い立ち、そうしたらマルヤッタさんがこの絵を運んできてくださった・・・・なんだか不思議なご縁でありました。本当にありがとうございます!とても嬉しい。

そしてラハティ響の公演は11月26日、27日と聞くことができました。交響曲の1,2,3,4番まで。

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今回、ハープとSym1の時の打楽器パートに一人、日本でのエキストラの依頼がオーケストラ事務局からありました。ハープは都響の山崎さん、そしてフリーで活躍する打楽器の堀さんにお願いすることができました。
オーケストラの皆さんも、マエストロもとても喜んでくださったと伺いました。お忙しい中ありがとうございます!
 

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プログラムのコラムを執筆。公演への広報冊子への文章も担当させていただきました。15年ラハティ響を見続けていることから、私自身いろいろなことを受け取っていたなと、あらためて思っています。

師匠オスモさんとも12月4日の読響定期演奏会で、やっとお会いできました。
Sym5,6,7番で、なんというか 昔のオスモさんの姿を見たような公演でした。

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演奏への感想は、またゆっくり振り返りたいと思います。
4人のフィンランド人指揮者、2つのフィンランドのオーケストラ、そして複数のシベリウスチクルス・・
自身のシベリウスを含む公演・・・次々にこの秋を通り過ぎ・・・間でシベリウスプログラムの執筆、シベリウス講座の準備、特集放送への関わりなど・・・

うむ、本当にお陰様でシベリウスに関わり続けた1年であるのは確かです。

まもなくシベリウスの誕生日です。ここでようやく150歳になります。だから本当はここから1年が生誕150年なのですね・・・・・・・と、あるマエストロもおっしゃっていた・・・。

明日は日本シベリウス協会の「アイノラの集い」で、シベリウス先生の誕生日を祝います。
今年最後の自分の公演は、シベリウスプログラム。

オーケストラハモンです。Sym1.7.そしてタピオラ。

ブログ更新が滞りがちです。
<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

 

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