盛岡城址公園には、まだ少し桜が残っていました。枝垂桜は見事!
今年は桜が早かったそうです。石割桜も到着の1週間前には満開に迫っていたというニュースが。
新緑を今年は楽しめました。公園の一角で、オカリナの練習をしていたグループがありました。
とても穏やか、のどかな時間・・・
今年で9回目の共演となったスプリングハーモニー。
いくつか初の試みがありました。そのトップバッターはこちら。
Aグループにゲストです。葛巻町という、酪農が盛んな町から23名の5歳のこどもたちが出演してくれました。
葛巻町の町長さんが熱心で、5歳の時に1年間ヴァイオリンを学ぶ!ということを始められ、楽器を貸与、先生は盛岡からこの弦楽研究会の先生方が通って指導、ということをされています。
1年間の成果を、盛岡の子供たちとともに演奏して披露してくれました。曲目は「メリーさんの羊」。たくさんの羊が鳴いていましたよ。
盛岡の生徒さんによる、「キラキラ星変奏曲」。本番はびしっと決まりましたね!
そして、次のゲストは、キャラホール少年少女合唱団の皆さん。この写真には写っていないのですが、
この曲を練習しています。「イーハトーヴォの歌」。岩手県には深く縁のある作品ですね。
その合唱曲を、この弦楽研究会出身の若者が弦楽合奏伴奏に編曲してくれました。現在東京藝大楽理科に在籍している、齋藤諒介君。客席でリハーサルを見守ってくれていますね。 嬉しい卒業生の力です。
キャラホール少年少女合唱団は、盛岡市内にあるキャラホール専属の合唱団です。とても美しい声を持つ、
素晴らしい合唱団でした。赤沼利加先生のご指導のもと、笑顔の素敵な子供たちが我々に力を貸してくれました!本当にありがとう!
このグループの次に、コンチェルトを演奏。
フンメルのトランペット協奏曲から、第1楽章、第3楽章。ソロは、このオーケストラの金管楽器の指導もしてくださっている、佐々木駿先生。地元で吹奏楽などの指導も熱心にされていますよ。
そして今年のメモリアルイヤーにちなみ、シベリウスの作品を3曲。
「悲しきワルツ」「カレリア組曲より バラード、行進曲風に」「フィンランディア」
なかなか手ごわい作品なのですが、子供たちの本番の集中力はすごいもので、素晴らしい音を奏でていました。
アンコールは、フィンランディアの賛歌を合唱にはいってもらい、演奏。美しい賛歌でした!
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