子供たちとの出会い

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今週は2つのオーケストラと、音楽教室、芸術鑑賞会でした。

まずは、地元千葉。
ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の皆さんとは、若い芽のコンサート、ニューイヤーコンサートですでに共演の機会をいただいていましたが、スクールコンサートの仕事は初めて。この秋いくつか打診を頂いたのですが、スケジュールの合う日程が11月11日しかなく・・ 土気にある中学校での公演で共演となりました。

スクールコンサート、いわゆる音楽教室と言われているものには2種類あり、学校に伺うもの、そしてホールに生徒さんがいらっしゃるもの、両方が企画内容により場所をわけて行われています。

文化庁の公演は、学校に伺っています。
ニューフィル千葉さんのこの企画も、3年に一度は千葉県の小中学校に回れるようにという活動を続けているということ。それは年間かなりの回数の公演になりますね。規模や予算により編成なども通常の公演とは異なりますが、今回の初共演でも、楽員の皆さんの熱意を大いに感じました。

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この日も午前の公演だったので、会場でのリハーサルは9時45分から!生徒さんがそろってスタートしたのは、10時55分です。

この千葉市立大椎(おおじ)中学校は、スペイン風のデザインの学校。オレンジ色の瓦屋根で、白い壁。
そして、校舎は非常に広々と余裕のあるつくりでした。
校長先生に伺うと、将来を見越しての設計とのこと。つまり児童数が減り、この建物の目的が学校ではなくなったときを考え、バリアフリー対策を十分にとってあります。
でも、現在もこの余裕のあるスペースは、生徒さんにとっても快適なのではないかと感じます。
気持ちの良い建物でした。

そして会場である体育館もとってもよく響く。柔らかな良い響きでした。
自宅の千葉からは、蘇我にバスで出て、そしてJR、地元公演はちょっと嬉しいものです。
公演が終わり、ゆるゆると帰宅しても午後2時でした。

そして、昨日は愛知室内オーケストラと、豊橋にある時習館高校の芸術鑑賞会。
この日はアイプラザ豊橋というホールでの公演。

豊橋駅から豊橋線というものに初めて乗りました。
南栄という駅で下車。

時習館高校というのは、よく知られた名門校と伺っています。
高校生対象の公演は数は多くありませんが、反応も一味違うことが多いです。

ACOメンバーはいろいろな得意技を持っており、そのパーソナリティがいかんなく発揮された公演となりました。
楽器紹介も弦~木管~金管~打楽器 と、各セクションのメンバーによる司会進行で行いますが、セクション対抗の様相も感じられ・・(笑) 高校生にも大変に喜ばれたコーナーとなりました。

室内オケは、やはり個人の個性がより明確に見えるものです。同時に演奏においての同質性や細やかなアンサンブルも要求されます。個と全体のバランスについても、自分もいろいろ考える日となりました。

今回初めてのゲストコンサートマスターを迎えました。
中村公俊さん。京都藝大を卒業され、京都をベースとされています。妹さんとともにデュオヴァイオリンの活動もされています。
Duo Bel Sogno 11月23日(日)に、京都の青山音楽記念館にてリサイタルがあります。

 

リハーサルの間、ACOメンバーとミーティングもありました。
来年以降の企画について、メンバーともども様々なアイディア、また企画実行遂行のための戦略など、
多方面に目を配って、魅力的な考えを持つメンバーが多いです。そして様々な能力、音楽以外でも持っている人もいます。

ファゴットの野村さんは素晴らしい画才があります!

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素敵ですよね~!色鉛筆なのです。ここから音楽がたくさん聞こえてきます。

ACOらしく、そして室内オーケストラで取り上げるからこそ魅力的に聞こえるという演奏を目指して、
これからメンバーとともに頑張ってまいります。

 

 

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