同志社女子大学音楽科オーケストラコンサート終了!

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今週月曜日から毎日集中練習が行われた、オーケストラ公演、本日終演です。

夏のこの時期と、冬の2回、オーケストラの演奏会があります。夏は学内の新島記念講堂、冬は京都コンサートホール。3年ぶりの皆さんとのご縁、まずは夏の陣終了であります。

台風の影響が出ると、リハーサルが間に合わないか・・・という懸念を先生方としながらも、
幸いにもこの地区は、ほとんど影響がなく1週間無事に連日リハーサルができました。学生たちは授業のあとの夜のリハーサルもあり、なかなかハードな1週間。がんばりぬきました。

14時開演の2時間半ほどのコンサート、

ガイーヌより4曲、剣の舞もレズギンカも、なかなかの切れ味とパワー、子守歌の木管も美しかった。
続くアリアは、プッチーニとモーツァルト、本番が一番声が出て落ち着いていたソリストたち。
オーケストラの反応も、なかなかでした。日々、ソリストとともにリハーサルを重ねていた積み重ねの結果だと思います。

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声楽科の学生たちは、さすがに華やか!まぶしいです。
手前より、マノンの松永さん、ムゼッタの金治さん、パミーナの浦山さん、

休憩後の第2部は、
マドンナの宝石間奏曲から・・・
あまりに有名な作品(近年演奏機会は少なくなっているようですが)
耳にしていたものの、演奏するのは自分は今回初めて。なかなか手ごわいと思いました。
楽譜の版もいろいろあります。また勉強します。

続いて協奏曲2曲、
モーツァルト、オーボエ協奏曲から第1第3楽章。とても音楽性のある学生井上さん。リハーサルから、オーケストラとのコンタクトの取り方が非常に上手でした。本番、少しコンディションに苦労したようですが、流れる音楽の軸はぶれなかった。
そして、グレグソンのチューバ協奏曲全楽章。名後さん、美しい音色と音楽性。音楽の構成がとてもしっかりしていましたね。作品も3つの楽章の色合いの違いがとても面白かった。
丁度1年前、自分もチューバ奏者とたくさんフィンランドで出会っていましたが、あの時の空気を少し思い出しましたね。写真は名後さん。
 

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2度目の休憩の後は、フランクの交響曲。
数年に1度の割合でこの曲に出会う自分。年齢を重ねた今の方が、作品を構成する素晴らしい和声の流れ(同志社女子大では和声はドラマ!が合言葉となっている今年と伺いました)に、深く共感する。今もって1990年の9月、ブザンソンで拝聴したロワールのオーケストラによるこの曲の演奏が忘れられない。教会という環境で聞いたこの作品の流れは格別。
この1週間で、和声の流れと作品のフォルム、旋律ラインのバランスをどのように作り上げるか、そこを自分としては大事に考え積み上げてきた。同じ旋律でも調性で色は異なり、また刻みの重さも和声の動く方向性により異なる。その辺の微妙な色合いがこの作品にとても大切だと考えている。次第にその点を自主的に表現しはじめた学生たち。本番の集中力は見事でした。各ソロも美しく歌い上げていた。この音の色合いの変化は、後期のプログラム、レスピーギ、ベルリオーズにきっと生きてくる。それがとても楽しみになった今回のフランクでした。

実はこの大学の卒業生がベルギーのモネ劇場に就職して、今回里帰りで大学内での室内楽などもされ、
同僚の方と一緒にこの公演にも乗ってくださったのです。フランクはベルギー人。ご縁ですね。

3年前は、メンデルスゾーンのSym.5「宗教改革」の第1稿。Dという音にご縁のある公演が続きましたな。
 

公演終了後、「フランクがとても好きになった」と言いに来てくれた学生がいました。非常にうれしい。
後期が楽しみだと言ってくれた学生、私もそうです。卒業生や指導の先生などのサポートも得てのオーケストラですが、学生たちの真摯な姿勢と作品へのまっすぐな取り組みは、きっと後期の大きな作品も見事に奏でてくれることでしょう。

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舞台の裏方、進行も含めて学生たちの手で行うこのサマーコンサート。本当にお疲れ様!
そして、ご指導の先生方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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今日も京都滞在。明日は名古屋。
フランクに乾杯ということで、ベルギーのホワイトビールに使われる素材をベースにしたリキュール。
宿の部屋で乾杯であります。夕飯も買い込んで宿題続行であります。!(^^)!

 

 

 

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