Heinäkuu 7月

2014年後半スタート。

自分の仕事もここから急ピッチで来年にむけて更にペースが速まりかつ深まります。
 

大事なことが今朝、するりと閣議合意となってしまいました。
自分が今感じていることは、「何かある」という想い。
見えていない事、見せていない事、見せられないことが何かある。

その何か次第では、どうしたらよいかの選択が変わるのかもしれない。
そんなことまで疑心暗鬼になる日々。

人が作ってきた歴史の道は、後から考えると必然や当然という解釈をされるけれど、
当事者のその当時の人々にとってみれば、広げられる視野の範囲はおのずと制約はあり、
正しい判断をしているのか否か、心配がつきまとい、決めた人には必ず批判がつきまとう。

地球規模の大きな変化、人的にも、それ以外でも、その変化が生み出している大きな軋みが
いろいろなことを急がせていると感じる。確かな証拠と確かな未来の予想があってそうなっているのか、
あるいは、描きたい図のために、デッサンを今仕上げておかないと望むべき姿ができないのだと思っているのか、いずれにしても、国を動かす中枢にいる方は、「相談したら反対される、大変なことになるから相談しない」というような気配を自分は感じている。それがお殿様の民への良い思いやりなのか、お殿様の都合なのか、
そこを国民である自分は、厳しく見極めるべく見続ける。
現実の社会、仕事場でそのような言葉を上の立場の人から聞いた時には、大変に残念に思ったけれど・・・。
 

100年前に始まった事柄と状況が似ているという分析がたくさん出ているけれど、
人間、人類の本質が変わっていない限り同じようなことを繰り返す可能性はいつでもあり、その周期は動物的な理由、集団の生き物としての理由などなどいくらでも分析できるのでしょう。
違うことは、大きな地球、小さな世界となった今、一国の軋み、一地域の問題が地球規模の波及するスピード。
このスピードと空虚な情報網がまき散らす別世界、仮の世界の存在が、100年前とは異なる結果をもたらしそうであることを懸念。

振り回されない事、流されない事、人類の使命を忘れない事、
この問題への自分の姿勢は、この三点かな。

今年も多くの学生に関わる仕事をしている。
彼らの未来を人生半世紀以上生きた人間がぶっつぶすようなことには、したくないのだ。
 

2014年後半は、自分は3つの仕事を同分量ですすめてゆくスケジュールになっている。
・指揮者
・執筆者
・シベリウス協会&北欧音楽に関すること

2015年一杯まで、シベリウス&ニルセン、北欧の作品に関わることは多くの予定を頂いている。
表に出ること、裏でサポートすること、多面的に動く。
若いころのように無尽蔵にエネルギーがあるわけではない。ここまで生きてくると、自分にできることできないことは、線引きができるようになり、それをしなくてはいけなくなっていると強く感じている。無責任な関わりは大いに他人様の迷惑になる。その辺自己に厳しく、歩むべし・・と、今年半分経過した自分に言い聞かせる。
2014年後半も、どうぞよろしくお願いします!!

yurihikone1.jpg

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは。おっしゃってること、同感です。反対されるかもしれないから、相談しないのは、人として恥ずべきことがわかっていない。本当に心配です。
    愛知室内管弦楽団の常任指揮者ご就任おめでとうございます。ナゴヤドームはもちろんのこと、岡崎にもぜひお運びください。彦根城は国宝ですが、岡崎城も、川に囲まれた要害ですし、桜も見事です。コンサートが開催できればいいですが、練習でもいいので、ぜひお時間を作っていらしてください。私がご案内させていただきます。お待ちしています。
    20日の県芸術ホールは伺います。再会できればうれしいです。
    五月の連休はロサンゼルスの大リーグを見てきました。40年ぶりでした。

  • こんにちは。おっしゃってること、同感です。反対されるかもしれないから、相談しないのは、人として恥ずべきことがわかっていない。本当に心配です。
    愛知室内管弦楽団の常任指揮者ご就任おめでとうございます。ナゴヤドームはもちろんのこと、岡崎にもぜひお運びください。彦根城は国宝ですが、岡崎城も、川に囲まれた要害ですし、桜も見事です。コンサートが開催できればいいですが、練習でもいいので、ぜひお時間を作っていらしてください。私がご案内させていただきます。お待ちしています。
    20日の県芸術ホールは伺います。再会できればうれしいです。
    五月の連休はロサンゼルスの大リーグを見てきました。40年ぶりでした。

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