とても暖かかった昼間。日比谷公園。
このすぐ近くに通っているスタジオがある。スタインウェイを扱っている松尾楽器。
自分がそのスタジオに通うとは、一昨年まで想像もしていなかった。
ピアノという楽器のそれぞれに違う性格に触れていると、まったくもってピアニストの皆さんは凄いものだと、
改めて思う。ホールで出会うピアノは皆、違う人・・・メーカーが同じで、型番が同じでも、驚くほど違う。
調律は音の高さの調整だけではない。
昔、調律師の女性を主人公とした、魅力的な静かなドラマがあった。
マーラーが流れていたのを覚えている。
音が持つ多面的な深い世界を、静かに描いていたドラマ・・・記憶に残るものだった。
いよいよ本番が迫ってきた。
楽しい時間・・・今はそんな気持ち。
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