かれこれ20年ほどのお付き合いになる、チェリスト三宅進さん。昨秋から仙台フィルの首席奏者に就任。
そのお披露目リサイタルを拝聴!
三宅さんとの出会いは、その仙台フィル。当時はエキストラとしてトップに座っていらした。
その後、北欧企画のアンサンブルでお世話になり、最近は横浜国大のトレーナーとして、学生たちをともにビシバシと鍛える役割を・・・・担っている(^_^.)
横浜国大のオーケストラでは一度ドヴォジャークの協奏曲をご一緒した。
とても深くあたたかく情熱にあふれた演奏をするチェリストだ。
この日はオペラシティ リサイタルホール。
実に超満席!本当にびっしり・・・・・いろいろなオーケストラのチェリストの方も見えていた。
ヴァイオリン奏者もたくさん姿が・・・桐朋の同窓生もかな?そしてお世話になったアンサンブルでご一緒していた、コンサートマスターとコントラバスの方も・・・・。
ちょっと懐かしい時間が流れた・・
そして横浜国大の学生たちもたくさん!
さてプログラムは、
J.Sバッハ 無伴奏チェロ組曲 第3番
ブラームス ソナタ 第1番
林光 「裸の島」の主題によるパラフレーズ
ラフマニノフ チェロソナタ ト短調
ピアノは崔前愛さん。
とっても集中力のある、非常に深い音楽の時間が流れたと感じました。
響きの深さと大きな音楽の流れは、共演していても度々感じていましたが、
改めてピアノとのデュオの中で、その広い世界を堪能させていただきました。
林光さんの作品は初めて接しましたが、非常に魅力的。そしてそれは三宅さんの音によって語りつくされていると思いましたね。ラフマニノフも、前半のドイツの音とはまた違う世界が見えました。
寄り添うようなピアノの美しさも、魅力的でした。
ちなみにプログラムノートもピアニストの崔さんが執筆されています。とても詳細に丁寧に書かれていました。
コメント