今日のリハーサルは5時から9時。ヘルシンキ大学男声合唱団が入ってのリハーサルのためでした。
この合唱団ともラハティ響は度々共演しています。来日公演のクッレルヴォの合唱団ですね。
まずはSanomalehdistön päivien musiikkia(Press Celebrations Music),これはフィンランドの歴史を紐解くような形で曲が並び、最後がフィンランディアのオリジナルが入るというものです。つまり最後の部分が長い形のフィンランディアを聞くことができます!うれしいですね。
通常のコンサートではこの作品が並ぶのは難しいので・・。
オスモさんの指揮でもこれは拝聴していますが、カムさんのアプローチは本当に違います。
そして今回新しいコンサートマスターをはじめとして、ヴァイオリン、ヴィオラセクションのメンバーに移動や新しい人が入っていることもあり、弦楽器の響きが違いますね。カムさんご自身もヴァイオリニストなので、弦の導き方が独特のものを感じます。
後半は男声合唱が入ってのリハーサル。6曲あります。男声合唱団の指揮者も2010年から新しく若い方に変わりました。これまでのMatti Hyökki さんから Päsi Hyökkiさんにバトンタッチ。1970年生まれなのでまだお若いですね。会場で少しお話ができました。硬質の張りのある声を持った合唱指揮者です。指示の声も、めちゃくちゃ通る声でしたねえ、うらやましい。
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