リハーサル~帰京

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昨夜は愛知室内オーケストラの事務局の皆さんと打ち合わせ。
9月公演にむけて、いろいろと準備が始まります。
しらかわホールという小ぶりながら響きの豊かなホールでの公演、楽しみです。

さて、今朝は朝から弦分奏!!今回のプログラムは弦楽器に比重がかかっている・・
それぞれに異なる難しさも、面白さも、楽しさもあり・・・・特別に時間を設定していただいた。
午後は予定通りの合奏。

ニルセンが難しいのは、音の行方が独特だから・・・演奏者はある程度先を予想して音を出す。
それが独特だと、なかなか身体にすっと入ってこなかったり、覚えられなかったり・・・
そういう状況だとみている。だから繰り返しニルセンハーモニー、旋律に慣れ親しむしかない。

グリーグの難しさは「歌」も大事だけど、横軸の流れとリズム。歌い回しの明確さ、歌を支える厚い響き、音色。
表情がテンポの伸び縮みだけではなく、音色も含めて作っていけるように・・・・さらに磨き上げる。

シベリウスの難しさは・・・それはメンバーの皆さんも最初から十分に覚悟があったようで、
現状はシベリウスが最も形になっている。楽譜を素直に音にしてゆくことで、一つのシベリウスサウンドも聞こえてくるし、また横の流れも自然に生まれる。いわゆる「関門」のように難しいところは、さらに繰り返しのリハーサルで克服するしかない・・・・。

よくなっている点も多々あるが、ニルセン、グリーグの仕上がり目標値をもう少し早く実現できるように、
自分の中でリハーサル設計図を練り直す必要があると思った。

帰り道、自分に対してやや怒りモード。
オーケストラの力を発揮させられないのは、指揮者の責任だから。
あと一か月。素晴らしい力の結集を実現するために、いろいろ考えなおしてみよう。

帰宅して、いよいよ迫ってきたピアノ伴奏の練習。
そしてコンサートトークのことも整理してゆかねば・・・

明日は全員集合してのゲネプロ!
サントリホール、ブルーローズではいよいよ二期会ウィークが始まります。
我々は第三夜。20日です。

 

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