Terve Osmo!

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今日は、読響練習場へお邪魔しました。14,15日の演奏会のリハーサル三日目です。
お弟子様は初日にもお邪魔したそうです。オスモさんはぐんぐんスリムになっています。
お忙しいこともあるけれど、日ごろから鍛えていますからね。
片時も休まない、じっとしていない・・・そんな印象の12年間です。
一方私は・・・・・成長がないですね・・・鍛え方が足りません。

今週のプログラムは、グリーグ「ペールギュント」から、アホ「クラリネット協奏曲」、そしてシベリウス「交響曲第2番」 北欧プログラムと言ってしまえば簡単ですが、国も時代も異なります。アホさんの作品の大変さは半端なものではない。
ソリストのマルティン・フロスト氏はスウェーデン出身。チラシの宣伝文にもありましたが、超絶という言葉がぴったりの難曲。多彩なクラリネットの可能性をこれでもか・・・・・・・・・・・・と、奏でています。リハーサルを拝聴して絶句しました!アホ作品の難しさは12年間知っていたつもりでしたが、その中でも最も難しいもののひとつだと思いましたね。でも楽譜を離れて聞いていると、不思議な美しさ幽玄の世界が聞こえます。
楽しみです。

シベリウスの交響曲も、オスモさんの姿勢は変わっていませんね。先日ミネソタとのCDが発売されたようですが、私はまだ拝聴していません。ミネソタに行かれてオスモさんの身体のサウンドは明らかに変化があったと思います。それでもスコアを見るときの視点は変わっていませんね。
こちらも楽しみです。

明るい強さ・・・そんな言葉がぴったりだと思う師匠オスモさんの芯の強さ、譲らない徹底した姿勢。
そこから生まれてくるものは、来日のたびにさまざまな姿を見せていると思います。今回はどんな公演になりますか・・・。

今年の来日ではもう一つうれしいことが、
指揮者のアテンドの仕事というのがありますが、それをなさっているのが私が大学時代からとてもお世話になっていた、一つ先輩の女性。帰国子女でもいらっしゃるので、たびたび通訳や海外からのアーチストのアテンドもなさってきましたが、今回なんとオスモさんのアテンドを!久しぶりにお目にかかりました。うれしいです!

最近また早起きが続いていますが、日中睡魔が襲うことが急に増えてきました。これはちゃんと休めていないのかな・・・と、思っています。そういえば見る夢も何かしらあわただしかったり、緊張している状況だったり・・・
先日は どういうわけか自分がアンサンブルフランでヴァイオリンを弾かなくてはいけない状況になり、急に楽器を持たされ、初見でリハーサルに臨んだ・・・そんな夢でした。
どんな意味があるか不明ですが、焦っているのは確かでした。

現在焦っているのは、執筆業。4本の原稿が待っています。筆が遅れていますね。いかんいかん。

フランといえば、昨日の素敵な音が耳に残っていますが 皆さんと6月に「チェコ音楽」プログラムを演奏します。チェコといえば、お弟子様がここ数年チェコ音楽専門のアマチュアオーケストラで、素晴らしいプログラミングで演奏会を積み重ねています。ナズドラヴィというオーケストラですが、アイノラ以上に選曲がマニアックかもしれません。

フランで取り上げる作品はこちら

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ヨゼフ・スクが2曲、そしてドヴォジャークのワルツ、ヤナーチェクの牧歌という作品も演奏します。
チェコ人のお名前も、北欧各国の人の名前と同様、日本語表記が難しいです。
今回はアドバイスをいただき、チェコ語に近い表記をします。
ヨゼフ・スク・・・・・・Sukなので長母音ではなく短く発音するそうですね。
ドヴォジャーク・・・・この作曲家の表記は昔からさまざまなパターンがありますね。やはり”ル”の音は発音していないので、今回このようにします。でも初めのドも母音のオは含まないのが正式な発音です。カタカナ表記には限界がありますね。
ヤナーチェクは長母音です。伺ったところによると、ヤナーチェク本人は長母音で発音することができず、わざわざ「本当は長母音です」というコメントを発していたとか・・・・その辺の情報もいろいろと得ながら6月までチェコの勉強をします。

北欧のお名前も本当に難しい・・・明日のソリストの方もFröstなので、ウムラウト発音ですね。

 

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