まずはこの写真!
何かのドラマのような・・何とか一族の・・・
いえいえ、金沢大学フィルハーモニー管弦楽団の今期の執行部役員の皆様と。
正面奥には、今年のコンサートマスター吉田君と私。両側に学生指揮者・パートリーダー、代表の皆様。
リハーサルの後に食事会というものを学生が開催してくださるのですが、今回このような様相に・・・!
いやあ、厳かな不思議な雰囲気。
これは先週、11日、12日と金沢滞在の時の写真です。
リハーサルもあとは12月末そして直前を残すだけとなりました。
アンサンブルをする楽しさを、取り戻したいですね。うまい演奏よりも素敵な演奏を目指したい。
この一度限りの仲間たちとの演奏会ですよ。それぞれが思いっきりやらなくて一体どうする・・・。
好きで選んだ作品に体当たりでぶつかってゆきましょう。それはとっても楽しいこと!
年末のリハーサルをまた楽しみにしています。
そして12日のリハーサル会場、駅前の音楽堂でばったり出会った良く知ったトロンボーンの皆様。
東京交響楽団の荻野さん、神奈川フィルハーモニーの池城君、そして初対面でしたが、Tientsというクワルテットを組んでいる中村さん。
池城君は学生の頃、4年間伴奏をしていました。後半はほとんど専属伴奏者でしたね~。
東京文化会館のオーディションを合格したところからコンビがスタート、神奈川フィルのオーディションを受けるところまで、まあ愉快なコンビを組んでいました。そのオーディションも最終的に受けることを決めたのは、当日の朝でしたね、「やっぱり受けるから来て!」と電話がかかってきてあたふたと・・・・良い思い出ですな。
沖縄の宮古島出身の池城君ですが、沖縄の大らかさと、札幌育ちの自分の北海道的な大らかさ?が、
不思議に似たような部分があって、学生時代の伴奏合わせなどは本当に余計な言葉が不要なコンビでした。
今風に言うと、「空気感が似ていて」というところでしょうかね。もう池城君のお嬢さんは立派に成長されて、
ハープを勉強していますよ。
私は東響でプロデビューとなりましたが、
その頃から荻野さんには厳しく暖かく現場でお言葉を頂いていました。
当時まだまだ若造の自分にとって、それはそれはとても身の細る時間でありました(^^ゞ
時々吹奏楽コンクールの審査員でも御一緒することもあり、それからお話ができるようになってきましたね。
お世話になっております。
この3名のトロンボーンの皆さんが、松尾葉子さん指揮の「第九」でアンサンブル金沢のエキストラとしていらしていたわけです。音楽堂には音楽ホールと、邦楽ホールがあり、金沢大学は邦楽ホールでリハーサル。
お向かいだったので、事務局の方とも御挨拶そしてリハーサルをちょっと拝見・・と思ってでかけたら、ばったり!そんな楽しい時間でした。
さてそして13日の日曜日は、朝7時の列車で移動開始。
サンダーバードで京都まで。
京都で新幹線に乗り換えます。博多まで。
そして・・・
九州新幹線「さくら」です。熊本駅に到着したところです。
博多での乗り換えは、割とぎりぎりでした。今回この新幹線に乗るために、飛行機をやめたようなわけです。
内容がとてもおしゃれです。色合いがなかなか凝っています。
洗面所の前もカーテンではなく、簾です。感触もよいですよ。
6時間かかりましたが・・・・
乗ってよかったです。
13日は、熊響の定期演奏会を拝聴して、夜は「第九」の初合唱練習。
300名のエントリーのパワーをひしひしと感じて・・・・
練習後は実行委員会の皆さん,ソリストの松岡さんとお食事を。
テノールとバリトンの美声が美味しかったです!
12月にまた熊本には通います。
14日に戻ってきてからも日々いろいろと・・
水曜日は今月27日に演奏会を迎える新日響のリハーサルも。
なかなか平日の2時間というのは、時間の使い方が難しい・・・・私自身が慣れていない状態です。
申し訳ない。
残り少ないリハーサルですが、何とか皆さんの良い響きをまとめ上げたいです。
昨日は音大の授業です。こちらも少しねじを巻かないと間に合わなくなってきましたね。
今年の選曲は、前にもご紹介しましたが「アメリカ」をテーマとしています。
12月にブラスオルケスターがシカゴで開催される「ミッドウェストの吹奏楽クリニック」に参加します。
初めてです。
私はアメリカには行きませんが、この定期演奏会では半分の作品を指揮します。
北爪道夫さんの「to the sky」は、航空自衛隊中央音楽隊の委嘱でこの夏に初演されました。
2006年、2008年、2009年、そして今年と北爪さんの作品の演奏が続いている自分です。合計5曲手がけていますね。今年だけで3曲です。これは本当に御縁であります。
そして昨日は北爪先生がリハーサルスタジオに顔を出してくださいました。来週授業に立ち会ってくださいます!感謝です。今月末に東京佼成ウィンドオーケストラで演奏する「雲の変容」についても、ちょっとお話を伺えました。
そしてモートン・グールドの「バラード」は、限りなく美しくおしゃれですよ。
ネリベルの「交響的断章」は良く知られた吹奏楽作品ですが、じっくりとシンフォニックに現在取り組もうとしています。以上3曲を自分が手がけます。
三浦教授の指揮される3曲も素晴らしい作品です。
ジュリアン・ユーの「クニタチマーチ」は委嘱作品です。面白い仕掛けが垣間見えます。
戸田顕さんの「サドゥングローリー」は、吹奏楽の味わいをじっくり楽しめますね。
そして難曲、カレル・フーサの2曲、作品の仕掛け、フーサが音に込めた意味とメッセージを
学生達の響きがどこまで会場に届けてくれるか、密かに楽しみにしています。
そんな演奏会が12月4日です。
御来場希望の方は、ぜひご連絡をお待ちします!このウェブサイトのinfoアドレスまでお知らせください!
毎日異なる現場と出会っている最近ですが、明日は京都往復です。
12月に公演の、龍谷大学とのリハーサル。日帰りです。
日曜日は午前午後のリハーサル、そして夜間も別のオーケストラ。
来週は金沢です。今度はアンサンブル金沢の皆さんとの仕事です。
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