今回初共演となった、京都フィルハーモニー室内合奏団。
お昼からリハーサルでした。
若いメンバーも多い、元気のあるフレッシュなそして熱心なオーケストラと感じました。
知り合いも何名か・・・・。
企画の方で少し変更があったので、リハーサル時間も組み直したり何やかや・・・
スタッフの皆様本当にお疲れさまでした。
リストを弾く、近藤由貴さん、東誠三さんと初合わせ。
近藤さんは初対面ですが、東京芸大を卒業後パリへ渡り学んでいらっしゃいます。静かな佇まいですが、
Totentanzはそんな雰囲気から信じがたいエネルギーがほとばしり駆け抜けています。素晴らしいですよ。
東誠三さんは、同世代ピアニストです。同級生指揮者の栗田さんのお友達でもあり、その御縁で一度
美味しいお店でお会いしています。それ以来です。こんなに早く共演できるとは嬉しい限りです。
とても楽譜の分析を丁寧にされている人だと感じました。
お二人とも本番を楽しみにしています!
カツァリスさんとは明日、リハーサルです。
さて夜はこの一連の企画のひとつ、二条城の敷地で野外コンサート。前半最後から後半を拝聴しました。
東さんのソロ、矢野玲子さんのヴァイオリン、美しかったですね。素晴らしい演奏家、本当にたくさんいます。
東さんのソロも、やはりとても静寂と精緻と誠実という言葉が浮かびます。リストは華やかな作品ですが、華やかさの表側だけお化粧する演奏ではなくて、華やかに聞こえる理由がよくわかる演奏・・・素敵です。
後半はカツァリスさんのソロ。
即興演奏~ハンガリー狂詩曲第5番~ショパン葬送行進曲~協奏曲第2番第2楽章
この流れで祈りの気持ちが静かに感じられる素晴らしい時間でした。
これまでCDやテレビなどで拝聴してきましたが、生の音は初めて。
ううむ、素晴らしいです。音が美しい。あらゆる意味でバランスの取れた完成された響きを瞬時に生み出しますね。名指揮者がオーケストラから引き出すような豊かなそして美しい響きです。
明日の共演が楽しみです、と言いますか・・・・・緊張+楽しみです。
二条城の中に特設ステージが造られて、松の木もライトアップされて
なかなか素晴らしい空間でした。
また写真もアップします。
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