札幌滞在続きます。本日は少し涼しくなりました。
この二日間、夕方のリハーサルまでは一歩も外に出ずに、準備・・・・
さて、リハーサル二日目。
昨日とは全く違う音が出始めています。
モーツァルトの2台のピアノのための協奏曲から。変ホ長調の雄大さと温かみが、ピアノソロパートにも散りばめられていますね。2台で細かなパッセージの重音を並べてゆくのはとても難しいと思うのですが、お二人の息がぴったりです。
そしてマーラー、
昨日たどりつけなかった第2楽章「花の章」からスタート。美しい楽章です。この楽章を入れると、最終楽章の意味がより深く感じられると思っています。
大人数です。と言っても交響曲第1番よりは編成が小さいです。特殊管もありません。
道民オーケストラは、弦楽器にプロの方、札響メンバー、札響OB,をお迎えしています。
フリーランスのプロの奏者、音大生、一般参加のアマチュアの奏者の皆さんなど、メンバーのバックグラウンドはいろいろです。弦楽器各セクション、プロの皆さんがパート練習を事前にしてくださっています。また合奏のリハーサルに入ってからも、細やかにそれぞれのパートへ指示、指導をしてくださっています。
コンサートミストレスは、札響の大平まゆみさんです。
しかし・・・後ろ姿を見るに 自分の首は太いな・・・と思う私です。
初日とは全く違う音になってきました。
パート譜問題も少しずつクリアーになってきて、また交響曲とは違うオーケストレーション、テンポ指示などから生まれる別世界・・・というか 原石としての姿が見えてきていると思います。それを磨きあげて、交響詩としてのこの世界を14日は客席へお届けしたいと思っています。
明日は芸術の森へ会場を移してリハーサルです。
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