N響定期演奏会を聴く

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NHK交響楽団 第1700回定期演奏会拝聴。
尾高尚忠 交響曲第1番
R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」

尾高忠明指揮 ゲストコンサートマスター ライナー・キュッヒル

母と行ってきました。母の日の一環!(^^)v

師匠のタクトでN響の公演はもちろん最近どんどん増えていますが、私はテレビ視聴が多かった。
久しぶりにホールに参りました。定期演奏会が土日公演となってから、とにかく聴きに行けません(T_T)

かなり前の方の席。今日は音の臨場感を味わいたかった、そして近くで師匠のお仕事を拝見したかった。

師匠のお父上、尾高尚忠氏、今年生誕100年。私の父の生年1931年にはウィーンに留学されたそうです。
1951年に40歳の若さで亡くなられた。交響曲第1番は1948年に第1楽章のみ初演。近年ご長男、つまり師匠のお兄様の惇忠氏により、第2楽章の完成譜の存在が確認されたそうです。本日は両楽章が演奏されました。第1楽章は430小節。第2楽章は93小節。確かに長さのバランスは大いに違いますが、個人的には第2楽章の印象がとても強かった。そして魅力的でした。

後半、「英雄の生涯」は、師匠のタクトでは私は何度も拝聴している・・・
何より、かなり昔・・・・相愛大学でこの作品を定期演奏会に取り上げた時、半年ほどリハーサルが続く中、
合宿での特訓をはじめとして、とても記憶に残っている曲。その時のソロコンサートマスターは、山口裕之氏です。山口先生のご指導で弦楽器がみるみるのびやかに変化していったのが印象的です。もっともそのご指導は指揮者陣のいないところでなされていて、実際に内容は知らないのです。でもとっても楽しく実りのある時間であったと、学生達から聞いています。懐かしい時間です・・・・・・・・・・・・・・・

ということで、拝聴しながら何となくその昔のことを思い出した次第。
本日の客演コンマスは、言わずと知れたウィーンフィルのコンサートマスターです。
何と言うか・・・・骨の髄までこの曲を知っていますよ、ということが良くわかりました。
その力は大きいと感じます。師匠はこの曲を隅々まで手のうちに入れていらっしゃるのは、確実です。
キュッヒル氏のソロのアプローチと師匠との音楽の会話を近くで見ることができて良かった。
そしてキュッヒル氏の持つ、音楽の骨格を描く音作りと音運びとフレージングを本日じっくり拝見できました。

ホルンが非常に気持ち良かった。良い音は身体を元気にします。気分良くします。
本日は客演首席だったのですが、お見事!さすがです!

今日は、NHKホール近辺、つまり代々木公園周辺、原宿周辺、「原発反対」デモ行進があって、
ものすごい人出でした。
様々な人がいたようです。若い人が多かったかな。
でも時折、何のために集まっているのか・・・と思われる人の姿も。

声を挙げることは大切だと思います。
でも、何となくお祭り騒ぎにすることを目的としている人もいるようです。
それは御免です。

昨日ご紹介した映画、輪が広がっているようです。
皆さん、いろいろな感想を持たれると思います。
少なくとも反原発の立場ではないフィンランドです。それでもどちらの立場であっても、
目の前の危険に対しては等しく責任がある・・・・。この姿勢に私は非常に共感を持ちます。
実際に大きな危険と問題を抱えている原子力発電なのです。
反対も賛成もその「力・電力」を受けて生活しているからには、やはり等しく責任があると思うのですね。
反対の立場であれば、代替えエネルギーへの転換に協力、そして節電に充分に配慮は当然となってくる。
「停めて」すべてがすぐに解決する問題ではない。
でも、予想される大きな自然災害に対して、ついに先手を打つ方向に舵を切るのであれば、
それはやはり非常に大きな覚悟と決断だと思います。

前政権も現政権もどうか協力体制の元、この一大事に向かっていただけないだろうか・・・・。
この問題の他にも山ほどの未解決事項がある日本。
すべてが中途半端で手遅れになっては・・・・・哀しい。

 

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