Elämä on ihan kuin virta

Elämä on ihan kuin virta  人生って川のようだ・・・(ムーミン谷の11月より)

この一カ月多くの人の人生は激変しています。
流れが止まってしまった人、ゆっくりになった人、向きを変えた人・・・
でも時の流れは止まらない。

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「きっと嵐って、朝日が、そのあとにのぼってくるためだけに、あるんじゃないかな・・」(ムーミンパパの冒険)

取り巻く自然現象は変わらない。変えられない。
ではそこで命をもらった我々は何をすれば良いのか・・・。

私自身もこの一カ月はやはり普通ではなかったと思います。
3.11以前に考えていたプランが頭の中で完全にストップしていました。
まだ事態はまったく収束しておらず、すべてがこれから・・と言う時に以前と同じように未来を考えられるか・・・
それは無理だ、という気持ちの一カ月。
現在決まっている仕事に対しても、どこか歩みが弱くなる自分を感じていました。

特別な力も地位も能力もない自分が、何か役に立てることがあるのか・・・

でも、少しずつ自分の中の変化を感じます。

昨年の秋から自分の中で温めていたプランを、実行に移す時が来たようです。
フィンランドの音楽家の友人に相談を始めています。
10年プロジェクトの第一弾、どのように形になるか・・・・
一歩踏み出します。

やはり自分がやるべきこと、やりたいことを続けるしかない。
フィンランドと日本をつなぐプロジェクトですが、
当初のコンセプトどおりお互いの音楽文化の交流、融合、発見、そして新たなものを生み出すこと・・・
小さな木の苗から育てることを考えています。
それは復興へのまず初めの10年、その時間ともリンクさせてゆきたいと思います。

今回の震災でもフィンランドから乳児用ミルクの提供をはじめとして、大小様々な支援を頂いています。
ヘルシンキで復興支援のコンサートもありました。
現地の留学生や音楽活動をしている日本人によるコンサートでの支援活動もあります。
様々な規模でその活動を長く続けてゆくこと、それが大切だと思います。

フィンランドと言えば、週末の選挙結果が出ました。
国の政局が大きく変化するかもしれない・・・・という事態。
どの国でもユーロ問題は大きな視点となっているようです。
広がるということ、連携するということ、そしてそれぞれの責任ということ・・・・
日本国内もこれから 大いに国民を巻き込んで討論しなくてはいけない時代に入りますね。

先日ハーバード大学の名物教授の討論会がNHKの番組を舞台としてありました。
世代を超えて様々な意見が並び、非常に興味深かった。
冷静な分析、情緒的な判断、意見、個人の立場と価値観と国家やその文化の特徴がにじみ出てきます。
高校の先輩である作家の石田衣良さんの「人類が前進、発展をやめてしまうことへの怖れ」発言には、私自身いろいろと思うところはあります。その答えは音楽活動と深くリンクするので、今後の公演で時間をかけて音で発言してゆきたいと考えています。

ということで、
ようやく一歩踏み出す気持ちになった自分、
昨日は、6月に公演の高校のOBオーケストラ初リハーサルでした。
中学生も乗っています。中高一貫教育になりました。上は私の先輩方もたくさんいらっしゃいます。
昨年急逝された作曲家・指揮者の鈴木先輩の姿を忘れることはできませんが、
先輩の深い想いを少しでも背負って公演まで歩み続けられればと思っています。

今日は横浜国大のリハーサルです。

 

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