1854年、 1962年

1854年 ヘンリー・D・ソロー著 Walden 森の生活
1962年 レイチェル・カーソン著 沈黙の春

Waldenについては、数年前のサロンコンサート企画の際、この著作のタイトルを持つ作品を取り上げた時に入手。沈黙の春は昨年秋に入手。
どちらも著者がその人生をかけて地球に発した警鐘。今なお読まれている名著。

今朝の某新聞に「沈黙の春」の名前を見て、書棚からあらためて取ってみた。
今一度きちんと読みなおしたい。

この両方の著作、ほぼ100年の隔たりがある。
150年前から 人間は現在の人間が抱えるであろう危機を肌で感じていた。

現実の危機に直面して問い直すのは遅すぎるかもしれないが、
niente にならないためにも、今一度先人の言葉にしっかり向き合いたい。
もっとも、niente は自分には起こらない!と思っている人が まだまだいるのかもしれない。
niente・・・・イタリア語 音楽の現場では 消えゆくような音、沈黙、極限の静けさ、などの表情がほしい時に書かれている。 静かに越したことはないけれど、何もない静けさは・・・・・・・ごめんだ。
 

gunkyo.jpg

昨日は高崎を往復。群馬交響楽団第471回定期演奏会を拝聴。震災復興支援コンサートとして本拠地群馬音楽センターにて開催。指揮は、当初予定のカール=ハインツ・シュテフェンス氏がキャンセル。首席指揮者の沼尻氏が代わりを。

群響は2012年初めのコンサートを頂いている。現在その選曲の最中でもあり、一度本拠地での音を耳にしたかった。担当事務局の方ともお目にかかれ、有意義なひととき。

ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ピアノ 小菅優
ブラームス 交響曲第2番

プログラムは変更なし。同世代で最も多忙な指揮者沼尻氏のレパートリーの広さはさすがです。
小菅優さんは 実演では2度目の拝聴かな・・昨日のベートーヴェンも非常に優美で雄弁で見事。
G-Dur ト長調の色が多面的で 作品全体を通して抒情的なドラマがみられた。

ブラームスの第2番もニ長調、シベリウスだったら黄色い交響曲に感じたことでしょう。
ドイツの黄色はまた別の色合いかな・・・ 

ロビーでは震災復興への義援金募金を楽員の皆さんが行っていた。
終演後のふれあいトークというコーナーでは、今月で定年退職されるホルンの下舘さんとコンサートマスターが登場。

群響の事務局には音大の元教え子が就職していました。声をかけてくれた。
昨日は会えなかったのですが、フィンランドで勉強したトランペットの太田さんもいます。

バッハのアリア、黙祷と始まったコンサート、
しかし全体に非常に暖かな雰囲気のものになっていた。

高崎駅から徒歩10分ほど、高崎までは新幹線では1時間程度。
時間的なことを考えると、千葉からの移動は 関東の他の地域に行くのとあまり変わらない。

symphonyroad.jpg高崎駅からホールがある場所までの道は、シンフォニーロードと名付けられていた。
迷わず行ける。

さて本日は横浜国大のリハーサルへ。
学生達も新年度を前にして 何かと忙しいことでしょう。
でも演奏会まで二カ月をきっています。

では!
 

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