ベルシャザールの饗宴

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拝聴。日フィル第624回東京定期演奏会 サントリーホール

ステリハからお邪魔した。久しぶりの師匠の公演。
オネゲルの交響詩「夏の牧歌」
ラヴェル 「マ・メール・ロワ」
ウォルトン オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」

個人的にはこれは行かなくては!というプログラムでした。
オネゲルは一度手がけて断念した曲、これは調性が非常に難しくハーモニーが成立しないとどうしようもない作品。つまり音程がシビアな曲です。
本番非常に美しかった。ホルンとのバランスもブラヴォーでした。
ホルンソロが入ってきてから、一段弦楽器の皆さんのサウンドの質が変化したと感じました。
見事なホルンでした。

ラヴェルも丁寧に作られていました。

この前半のプログラムの編成は、魅力です。このサイズの作品、自分のレパートリーは割と多いです。

後半、お目当てのベルシャザールの饗宴。
ホールで聴くのはもちろん初めてなのですが、興味を持ったのは、シベリウスに同名の作品があるから。
ウォルトンの方を後で知りました。
シベリウスとウォルトンでは作品のサイズもコンセプトも大いに違います。
とにかく特殊な編成。サクソフォーンも必要、ブラスのバンダが2組。オルガンもあります。
混声合唱、本日は晋友会合唱団。バリトンソロは三原剛さん。

やはり師匠は英国音楽だ。
指揮者もそれぞれ得意分野があることは当然だと思います。もちろん仕事として様々な作品をバランスよくプログラムには盛り込まないと、プロの楽団を率いて行くことはできない。でもその中である種の専門的な分野があったら、それは大いに強みになりますね。

切れの良いウォルトンでした。
ブラスのバンダの皆さんもブラヴォーでした。
この作品、合唱は非常に難しいですね、改めてじっくり聞いて思いました。
速いパッセージやリズムの切れ味はとても素晴らしかったと感じました。
英語独特の響き、ディクションのフレーズ感、静かな部分やゆっくりの部分で非常にハードルの高い作品なのだなと思いました。でも晋友会の皆さん、力演でした。

明日も午後2時から同じプログラムです。
ぜひこの素敵なプログラムが多くの方に聴いていただけますように!!

師匠も超多忙の中、お元気そうでした。

日フィルの皆さんとは来週リハーサルです。そして本番は11月7日です。
実はこのサンデーコンサートでの共演者、岡本さんも本日ご来場。
顔合わせができました。やはり私が大学で教え始めたころ入学したそうです。
共演が楽しみです。ご来場お待ち申し上げます。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。これからの1年が、昨年以上に実りある1年となるよう祈ってます。
    「ベルシャザールの饗宴」は一昨年11月の九州交響楽団の定期演奏会で聴きましたが、ただただ圧倒されっぱなしでした^^; 九響は定期演奏会で毎年一作品は合唱つきの作品を演奏されるけど、僕もかつて合唱をやっていたので毎回とても楽しみです。
    来年の熊響の「第九」を指揮されると伺いました。まだ先ですけど楽しみに待ってます。 

  • >Masahiko様
    こんにちは。メッセージありがとうございました。
    九響でも演奏されていましたね。大掛かりですが、緻密な音楽ですね。
    熊本には1年後に参ります。またお聴きいただけますように。
    どうぞお元気で。

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