昨日からリハーサルが始まっています。
今回の内容はこのようなもの・・・
9月9日(木)
テンペスト 管弦楽組曲版
6つのユモレスクと2つのセレナーデ (ソロ Alina Pogostkina)
交響曲第5番
9月10日(金)
田園組曲
交響曲第6番
アンダンテフェスティーヴォ
交響曲第7番
9月11日(土)
タピオラ
クッレルヴォ (ソロ Helena Juntunen/ Jorma Hynninen/ Lahti Male Choir and Otaniemen Kaiku Choir)
ここまでがラハティ響が関わるところ。
9月12日(日)
シベリウスの合唱曲 (Dominante Choir 指揮 Seppo Murto)
このようになっています。3日間オーケストラが関わるこの内容を今週初めからのリハーサルで仕上げます。
レパートリーとして積み上げてきた時間がなければできないことだと思います。サラステ氏との3年目の音楽祭、これで一区切り。来年からオッコ・カムさん。
月曜日はクッレルヴォのリハーサルから開始。
サラステ氏はクッレルヴォのブライトコプフ全集の新しい楽譜の初演者です。
リハーサル最中もグレンダ・ゴス博士のコメントのことに何回か触れていました。
ラハティ響が過去に録音したクッレルヴォは楽譜が違います。今回きけるクッレルヴォは新しい版によるもの。演奏者も対応に集中しています。
1,2楽章とすすみ、突然リハーサルはテンペスタに移ります。テンペスタには今回歌が入りません。
管弦楽組曲として演奏されます。この曲も録音をはじめとして何度か演奏しているラハティ響、魅力的な小品のいくつかは、ツアーのアンコールとしても度々取り上げています。
そしてさらに交響曲第5番のリハーサルが続きました。こちらもいわゆる十八番ですが、サラステ氏のアプローチはオスモさんと異なりますので、新鮮です。
火曜日はクッレルヴォの4楽章から。
これもアーティキュレーションの違いからボウイングが以前とずいぶん変わっていて、その辺の対応に少し時間がかかりましたね。特にアクセントニュアンスにこだわりを持ってサラステ氏は作っていました。
そして昨日の続きで第5番の第3楽章、そのあと第7番、そして第6番、あとは弦楽作品・・・・と、
次々に進みます。
明日は合唱とのあわせもあるようです。
夜のリハーサル。合同の合唱団となっているので、その辺も楽しみなところです。
いつものヘルシンキ大学男声合唱団やドミナント合唱団ではない、というところに注目も集まりますね。
リハーサルが終わって少しサラステ氏とお話し。6番で質問があったので。
非常に鋭い雰囲気を持つ人なので一見怖いのですが・・・丁寧に答えてくださいました。
また明日!ということで、リハーサルが続きます。
今日はずいぶん気温が上がりました・・・・・・・・・・
と、言っても申し訳ないような気温なのですが・・・・
今週はおおむね19℃くらいまで最高気温が上がるそうです・・・最低が9℃くらい・・・(>_<)
湖の周りを走る人がぐっと増えました。メンバーもリハーサルの後、結構走っています。
演奏家はアスリートと同様、身体が大切な仕事道具の一部となります。
こちらもそろそろ帰国してからの仕事へ照準をあわせていかないと・・・・
すぐに新しいコンサートのリハーサルがはじまります。
シベリウス&・・・・という体制であと2週間。
コメント
コメント一覧 (2件)
なるほど、・・・名称を教えていただきまして、ありがとうございます(^-^)
アイーダトランペットやピストンが横になっている物の音色を
聴いてみたいと思いました。
リハーサルでとてもお忙しいご様子。
なんとか頑張って下さい(力こぶ!!)
* * * * *(^@^)* * * * *
先生、日本まで涼しい空気が今朝届きましたよ~(*^_^*)
26℃まで下がり、過ごしやすい1日でした。
・・・と、いうのも台風9号が近付いているからですが・・。
お身体に気をつけてお過ごし下さい・☆。・
>たかひろママさんへ
トランペット属の種類は実は多いです。様々な音色があります。
オーケストラによっても、どの楽器を使っているか・・・いろいろなのでその辺も注目してこれからコンサート会場でご覧ください!
私は「見学者・勉強するもの」なので、オーケストラと指揮者の皆さんにエールを送ります!!!来年は演奏者になります。(別の場所ですが)
少し日本も涼しくなったようで、何よりです!!!!!!
ご自愛ください。