第5回道民オーケストラ・ワークショップ終了

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2回目の共演となった「道民オーケストラ」の皆さんとのコンサート、盛況のうちに終了しました。
ちえりあホール、ほぼ満席でしたね。本当にありがとうございました。

ホールでのリハーサルで、また皆さん階段をステップアップしました。
トップを弾く札響の皆さんも一様に驚いていらっしゃいましたよ。
今回初参加の若いメンバーも多かったようですが、高校生から上は・・・●●歳の方まで、
本当に大変なプログラムを集中して最後まで演奏してくださいました。

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13時から16時のリハーサル。17時開演。

「春の歌」は、本番で非常に良い響きが生まれていました。私自身少々驚いてしまったのですが・・・・。
弦楽器の皆さんのユニゾンものびのびと弓を使って歌ってくださいましたね。そして何より、
北国の人が待ち焦がれる春という音が見事に出ていました。いやあ、素晴らしい感性の集まりです!

「チェレミス幻想曲」はチェロのソロとオーケストラという編成。ソロは札響のチェロ奏者でもある文屋さん。
ヘルシンキで以前勉強されています。本番は特にしみじみと、そして後半は炸裂するというコントラストがはっきりしている作品の持ち味をしっかり奏でてくださいました。オーケストラも非常に集中してその音を耳と心に留め共演していました。素晴らしい!

「愛の歌~歴史的情景第2番~」、この曲はなかなか難しいと思っています。シベリウス独特の静の時間の中に、非常にデリケートなアンサンブルのさざ波がある。それをきちんと描かないと、ただ静かで美しいだけになる。本番、ホルンが美しかったですね。そしてヴィオラ、チェロのデュエット。ハープの自在な絡み。木管がさりげなく寄り添うように歌う様・・・・・とにかく後期シベリウスの特徴があちらこちらに出ている美しい小品なのです。

「エン・サガ」そして一方、ややワイルドにたくましく突撃してゆくエネルギーをもった曲。
この曲のアンサンブルの難しさと絶対的な持久力を必要とする点、何度手がけても越えるべき山は高い曲です。大きなソロを持つクラリネットとヴィオラは今回札響の方が演奏してくださいましたが、ヴィオラはセクションとしてもあのソロをとても味わい深く演奏してくださいました。本番にはオーケストラ全体が唸りを上げているような素晴らしいエネルギーと響きに満ちた演奏になりましたね。ありがとうございました!

後半はベートーヴェン、「エグモント」全曲。
繰り返しますが、今年これを手掛けられて良かったです!
トークでも言いましたが原作の「オランダ対スペイン」という構図、今年どこかで見た対戦ですよね。
エグモント初演200年記念にふさわしい???FIFA決勝戦でありました。

演奏に戻って・・・・今回盛りだくさんのプログラムだったので正直リハーサル時間が足りない!!!と
かなり不安だった人も多かったようです。私もさすがに「序曲」がここまで大変であったか、ということに
少々あせりましたが、どこか「絶対に大丈夫!」という想いがあって・・・割とで~んと構えていました。
バリトン歌手の中原さんの語り、そして高橋さんのクレールヒェン、お二人のお力と一緒に
全員で55分ほどの語り入りエグモント全曲演奏、成功させました!
エグモント伯が持っていた自由への理想、そして信じる心というものに私自身勉強しながら深く感銘を受けていました。ほとんどオペラのような音楽の書き方の部分もあるので、オーケストラも様々な神経を使います。とっても大変だったと思うのですが、各セクションのソロをはじめとしてとても音楽的に作品に向き合ってくださいました。本当にありがとうございました!!!!

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今年もとてもお世話になりました。札響コンサートマスター、大平まゆみさん。
この方のリードとセクションの皆さんへの御指導がなければ、とてもまとまりませんでした。
深く感謝しています。ありがとうございました!

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そしてチェロの文屋さん。ソリストとしてだけではなく、この企画の主催であるハイメスの実行委員として、
裏方の方も忙しく担当されています。本当にお疲れさまでした。そして素晴らしいソロをありがとうございました。

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クレールヒェンのソロを歌った高橋雅子さん、そして語りの中原聡章さん。
なんだか私がものすごく小さくなってます・・・・・(^^ゞ

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お馴染、駒ヶ嶺ゆかりさん。昨年はステージで共演しました。
今回はスタッフとして私の送迎などいろいろと助けて頂きました。
本当にお世話になりました。この企画は演奏家がボランティアで制作スタッフとして動いています。
本当に貴重な場であると思うのです。

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札響OBである藤澤さんをリーダーとするコントラバスセクション、そしてやはり札響OBファゴットの一戸さんとともに。皆
さん本当にお疲れさまでした!ありがとうございました!

2次会、3次会と昨年と全く同じ流れで・・・・・札幌の夜が過ぎてゆきました。

様々な人が集うこの企画、昨年に続き担当させていただきましたが、素晴らしい作品に最後まであきらめずに取り組んでくださった皆様に心より感謝しています。素敵な機会をいただき本当にありがとうございました!
とっても暑い夏の札幌でした。引き続きお身体にも気をつけて!

お盆の時期ですが、ご来場頂いた多くのお客様にも心からお礼申し上げます!
どうぞご感想などお寄せ下さい。また精進の道を歩みます!

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