あっという間に2009年が終わります。
1月の 「ならチェンバー」の皆さんとの公演から始まり、先日の「横浜国大管弦楽団」まで・・・
今年も南は九州熊本から、北は北海道札幌まで 多くの皆さんとご一緒し たくさんのお客様にホールで出会いました。
音楽人生、続いております。ありがとうございます。
最近は過去を振り返ることが苦手、
未来を見ることも少し苦手に・・・・
「未来を見る力」というのは若者だけの特権ではなく、誰もが人生を力強く歩むためのエネルギー。
「信」あるのみ
己を信じる力は一人では獲得できない。
他者を信じる心は己無くしては生まれない。
素敵なCDが年末に届きました。
シカゴにお住まいのピアニスト、山田令子さんからの「伊福部昭ピアノ作品集第1集」
今年9月のシベリウス音楽祭で出会ったERIKさんからのご紹介。
ERIKさんとの出会いは、英国シベリウス協会会長のご紹介。
このERIKさんはhttp://www.akiraifukube.org/home.htm この素敵なサイトを作成しています。
世界の音楽シーンは非常に多面的であることを自分はこの10年体験し体感してきたと思います。
指揮者という仕事、オーケストラなどアンサンブルに必要とされなくては仕事がありません。
一人では何もできない職業。
でもその仕事の力をつけるには、学ぶことは多面的で深い。そのことを思い知った10年であったと思います。
フィンランドセンターから今年最後のマガジンが到着。いつもながら素敵なデザイン。
2010年度の魅力的なイベントの数々が掲載されています。
3月1日~4日に開催される「東京見本市」(会場は東京芸術劇場)に、サーカス・ダンス・演劇が参加するそうです。 4月24日、25日にコンテンポラリーアコーディオン奏者のマリカ・カラニエミさんの公演もあります。
そして日本のアンサンブル、「アンサンブル・ノマド」がフィンランドの現代作曲家を取り上げたコンサートを行うことも掲載されていました。
フィンランドは厳しい経済状況の中、文化面をさらに強化した国づくりを目指していること先日伺いました。
その国から大変残念なニュースが届いてしまった年末、
http://www.hs.fi/
日本も2009年は信じがたいような事件が多発。
ある意味「人間力」を超えている社会のストレスと閉塞感に誰もが悲鳴を上げている。
地球も悲鳴を上げている。
2010年、益々厳しくなる時代の中で 音楽家としてやるべきことをとことんやってゆこうと思う。
それは大きな舞台ではなくても、華やかな場ではなくても、
また新たなオーケストラとの出会いで、初めてのお客様との出会いで、
そして初めて取り組む作品との出会いで
確かなものをいつも奏でるために。自分は不器用にまっすぐ歩く。
でもいつか、
本当に求める道を歩く日が来ることを信じることを止めないでおこう。
やはり
「信」だ。
2009年が終わる。
たくさんの感謝を皆さんに。そして素晴らしい音楽に。
良い年をお迎えください。
コメント
コメント一覧 (2件)
寒い中で2010年を迎えました・・・新年おめでとうございます。この数年、日本も世界も大変なことが続くけど、今が我慢の為所でしょうね。今年も音楽を通して新しい出会いと新しい発見、より豊かで実りある日々を送ることが出来るといいですね。
>Masahikoさん
あけましておめでとうございます。
新年早々の書き込みありがとうございました。
どうぞお元気でそして心豊かな日々でありますように。お祈りいたします。今年もよろしくお願いします。