オイスタイン・ボーズヴィークさん。
ノルウェー出身のチューバ奏者です。
出会いは2006年のリエクサブラスウィーク。
この年は国際チューバコンクールも開催。
その審査員でもあり、マスタークラスの講師でもあり、
そしてソリストとして参加されていました。
この音楽祭で私は
Mikkelin kaupunginorkesteriの皆さんとのコンサートが二つ。
このオーケストラは小規模の弦楽アンサンブルが母体です。
企画によって編成は変化します。
ひとつめのコンサートでは、ホルンのJukka Harjuさんと、Baadsvikさんの二人のソリストを含むプログラム。
これがBaadsvikさんとの初めの出会いでした。
本当にチューバを演奏しているのだろうか・・・・・というのが第一印象、
その楽器の大きさや低音の楽器である特徴を忘れるほどの音楽性と超人的な技術。
おおらかなお人柄も魅力でした。
そして二つ目のコンサートが国際チューバコンクールの本選の伴奏。
前半にチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」を演奏し、
後半に3人のファイナリストの演奏を。
ベルギー人、フィンランド人、フランス人の3人はそれぞれ音楽性が明確に分かれていて、
とても刺激的なステージでした。
この写真はファイナリストと審査員たちとのレセプション。
この出会いのあと、ボーズヴィークさんは来日。楽しいステージでした。すべてに余裕です。
昨年も短期間ながら来日があったようです。
「またぜひ一緒に」とお互い言いながらなかなか実現が難しい・・・
実は昨夜、突然に連絡が!インターネット上でしばしやりとりを。
(便利な世の中になりました・・・(^^ゞ)
来週スウェーデンでご自身の作品の初演があるそうです。
クリスチャン・リンドベリの指揮 Nordic Chamber Orchestraの演奏で、もちろんご自分がソロ。
ラハティに滞在していたら、きっと聴きに行ったことでしょう・・残念・・・
http://www.baadsvik.com/ こちらが公式H.P 情報満載です。御覧ください。
フットワーク軽く世界を飛び回る、スーパーチューバ奏者です。