今年の夏はなんと形容して良いのやら・・・
日本全国夏に振り回されているように感じます。
大雨・豪雨・・気温が上がらない・・・とはいっても7月は大変に暑い日も連続しました。
大きな気候の変動ですね。
さて、お陰様で愛知室内オーケストラの定期演奏会ライブ録音が、ナクソス・ミュージック・ライブラリーから配信始まっています。初共演だった第11回定期のゲーゼSym.4と常任就任記念にとりあげた、ゲーゼSym.3の2つをお聞きいただくことができます。ナクソスのページでは配信開始の1週間、今週の1枚という欄で取り上げていただきました。お聞きいただいた方からのお声も少しずつ届いております。本当にありがとうございます。
メンバーと丁寧に作り上げる定期演奏会で、連続してゲーゼを取り上げています。目標は全曲録音です。すでにSym.1,3,4を終えています。来年は第8番も予定しています。
愛知室内オーケストラの次回定期演奏会は9月23日です。
こちらのチラシの通り、モーツァルトとショスタコーヴィチという非常に鋭い才能あふれる作曲家を取り上げます。そしてモーツァルトは非常に初期の交響曲と協奏曲を取り上げます。
ピアニストには、この2月にも東京でウーノ・クラミの協奏曲を初演共演した秋場敬浩さんをお迎えします。つい先日、東京芸術大学の企画で戦争により世の中から忘れられてしまった作曲家、作品を掘り起こしたコンサートの様子がテレビでも放映されましたが、その時に草川さんのソナタを演奏されていたのが秋場さんです。解説もされていましたね。どの作品、作曲家にたいしても明晰な頭脳と確かな技量、そして深く美しい音色で作品を余すところなく描きつくすピアニストです。
ぜひ、この愛知室内オーケストラとの共演も多くの方にお聞きいただけましたら嬉しいです!
我々はまだ小さな規模の活動ですが、目の前の作品に真摯に向き合うメンバーがそろっています。
彼らの力を発揮、育て、そして皆さんに知っていただくことは常任である自分の役割です。
2002年創立の室内オーケストラが15年かかって同世代の仲間で歩んできた一つの形がお聞きいただけるのではないかと思います。皆様のご来場お待ち申し上げます!
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