Heinäkuu 7月

 開業以来、絶大な信頼を寄せられていた新幹線、

昨日の不幸な出来事は、怒りと悲しみを生んだ。巻き添えで亡くなられた方は、横浜国大管弦楽団にも所属されていたと伺った。私より少しだけお若い世代。演奏の場で出会うことはなかったが、ここ10年ほどご縁のある横国オケの出身であることを知り、あらためてこの理不尽な事故、事件への怒りと悲しみを覚える。ご遺族の哀しみはいかばかりか・・・・本当に無念だ。

詳細は不明だが、事件を起こした当事者は、おそらく冷静な判断力などもちあわせていなかったのだと思う。
巻き添え道連れのsuicideを起こす人たちは、どのような形にせよ、何かの思考に憑りつかれている。その理由が内側にある人、外界にある人、様々だろうが 一方向の思考だ。

残念ながらこのような事件がゼロになることはないだろう。
だから、未然に防ぐ、危ないと思ったら対処するという、常に何らかの危険が世の中には存在するという危機意識を高めなくては、この高度に育っている社会環境の中で身を守ることが難しくなる。

セキュリティの強化があらゆる箇所で強まり、広がり・・・本当に息苦しい世の中になっている。

これは人間の自業自得だ。

そんな人間をやめたくなっている人も増えているのだろうか・・・
最近ネット上でも、ネコや犬、鳥、様々な動物たちが見せてくれる無垢の表情、かわいらしいしぐさ、はたまた異種動物の交流映像などなど、そのようなものへの人気が高まっていると思う。かくいう自分もそうだ。

動物たちの「本能」がもたらす愛情の姿に、今の人間が教えられることは多い。

そして自分は宇宙、地球の話、人間の時間をはるかに超えた悠久の時間が育んできた未知の分野への興味も強い。そこから人間としてやるべきことを教えられている。

さて、今週末から若手ヴァイオリニスト共演が始まる。

トップバッターとなる大江馨さんは、慶応大学の4年生に在籍している。この秋からドイツへ留学が決まっている。本当にスマートで、美しい音を持つ奏者だ。冷静沈着な姿勢の中に多くの思考が見える。

大江さんの先輩たちである、慶応大学のオーケストラワグネル・ソサィエティオーケストラのOBが集う楽団との共演。70歳を超える奏者から大江さんと同世代までが所属している。私自身も若いころ共演があり、そして2007年に17年ぶりに再共演、今回また8年ぶりの共演となっている。お互いに、年齢を重ねている。いろいろなことを思い出しながらも現在の皆さんとしっかり向き合って、良いステージにしたいと思う。
どうぞご来場ください!

ワグネルOB2015チラシ表.jpg

 

コメント

コメントする

目次
閉じる