フィンランドの師匠オスモさんのお兄さん一家には音楽家が二人。
御嬢さんお二人がヴァイオリニストとして活躍している。
末っ子のInkeriさんはデンマークで勉強、お姉さんのSatuさんはミュンヘンで勉強、そして現在はオーストラリアの室内管弦楽団でアシスタント・リーダーを務めている。
その彼女がデュオのコンサートで来日。
お相手は室内管弦楽団の音楽監督でありヴァイオリニストのRichard Tognettiさん。
会場はこちら
白寿ホール。リクライニングシートが設置されている独特のホール。
2004年にはヨウコさんもここでリサイタルを開催。
ヴァイオリンデュオとされていましたが、なんとSatuさんはヴォーカルも披露。
プログラムも古典からモダンなもの、ポップスまで幅広く。電子ヴァイオリンも使用。PCも使用。
1枚のCDを聴いているような不思議な感覚の1時間。
それにしてもSatuさんはますますおきれいになりました!そしてヴァイオリンも素晴らしく、その声も
ハスキーな低音で魅力的なヴォーカルを披露していましたよ。
彼女とはほぼ10年前にオスモさんのお兄さんご夫妻のお宅でお会いしています。当時すでにミュンヘンに。
忙しい中、帰国していた時でしたね・・・・。
パガニーニの24の奇想曲を2つのヴァイオリン版としてトネッティさんがアレンジされていたのは面白かった。
技も音も素晴らしいお二人だから可能なこと。
プロコフィエフの2つのヴァイオリンのためのソナタも、緻密で美しいデュオでした。
音程の良さも心地よくて、本当に魅力的。
音楽の垣根を自ら取り払って、音の世界を空間に見事に解き放ち漂わせた、そんな構成を感じました。
やってみたいコンセプトですね。
きれいなSatuさんと!!
シベリウスのピアノ四重奏を録音したBISのCD、こちらにSatuさんは参加しています。
このCDの演奏者、ピアニスト、チェリストは今年12月来日します。
その話題は次へ・・・・。
コメント
コメント一覧 (2件)
先日の「フィンランドの~」展の時に見つけたヘルシンキベーカリー。なんといつも通ってる西宮北口にあるガーデンズの中にあるじゃありませんか!という訳で今日、西宮芸文センターオケの定期の後に食事しに行ってきました!スープセット。とてもおいしかったです。こんなにご縁があるなんて、もう行かなくてどうする?シベリウスフェス!
>taiseiさん
おはようございます。こちらのコメントもありがとうございます。スープセットは、どんなスープでしたでしょうか?フィンランドではきのこのスープ、サーモンのスープ、エンドウ豆のスープなどおなじみのものがあります。私も西宮駅のお店に伺ってみます!