二期会リハーサル~名古屋へ

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二期会ウィーク第三夜、迫ってきました。女性陣のリハーサルでした。
皆さんそれぞれ、北欧言語と詩と歌にまっすぐ向き合っています。
私も、心してかからなければ・・・・・ちょっと反省モードです。

そのあと、名古屋へ。
新幹線の中では、何かのスポーツのどこかのチームが乗っていました。
おそろいの黒いキャリーバック、おそろいのスポーツシャツ。。。ううむ、なんの競技だったのかな?

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富士山、梅雨時です。少しさみしげな様子・・・水墨画のようなトーンできれいでしたよ。

さて名古屋では、こちらへ。

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名古屋フィルハーモニー交響楽団の第392回定期演奏会。チェコに因んだプログラムでした。
スメタナ 交響詩ブラニーク
モーツァルト 交響曲第38番 プラハ
マルティヌー リディツェ追悼
フサ  プラハ1968年のための音楽

もちろん、フサがお目当てでした。しかしそれだけではなく、プログラム全体を貫くテーマと、このプログラミングを実現させたことにとても興味がありました。最近名フィルの公演は、とても魅力的なプログラムが並んでいると感じています。
本日の指揮者、下野竜也さんは、ドヴォジャークの交響曲にも積極的に取り組んでいらっしゃいますね。

先日のアンサンブル・フランのプログラムから、そのまま連続するかのようなテーマを感じました。
私は不勉強だったので驚いたのですが・・・・
マルティヌーのリディツェ追悼には、あの聖ヴァーツラフのコラールが使われていました。
この作品そのものも深く重い背景があり・・1942年、ヒットラーが命じたリディツエ村の虐殺に対する、マルティヌーの怒りと深い悲しみです。その作品にやはり聖ヴァーツラフが現れる・・・・
あらためてチェコの人々にとってのこのヴァーツラフの存在を深く感じました。

フサの管弦楽版をホールで聴くのは楽しみでした。CDで聞いていてもかなり吹奏楽版とは異なる印象を持っていましたが、生演奏ではそれを確信しましたね。音色というものは確実に音楽の一つの音楽的メッセージです。
吹奏楽に独特の音圧が意味するもの、それが第4楽章には必要なのかと感じます。
逆に、弦楽器がいるから可能な息の長いフレーズや、持続力、またセクションの音の分離など スコアの姿がまた違って感じられたのもとても面白く、勉強になりましたね。
演奏も集中力の高い密度の濃いものでした。名フィルの皆さん、マエストロお疲れ様です!
明日もありますね。

明日は自分は別のオーケストラを拝聴します!

終演後、名古屋シンフォニア管のファゴット奏者、真衣さんと会場で会いました。
一緒にご飯を
そして、ご飯を食べ終わったら、すかさずシンフォニアの団長から電話が入りました。
なんというタイミング!!
日曜日は、リハーサルです。朝から夕方までの長丁場、
大丈夫ですよ~~仕事ちゃんと忘れていませんよ~~。

そうそう、フィンランドで勉強したトランペット奏者と再び名古屋で会いました。
坂本敦君、名フィルへのエキストラが多いようですね。明日も頑張ってください!!
 

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • おはようございます。その後、御健勝にお過しの御様子、誠に幸いです。御地は残暑厳しい折り、御自愛申し上げます。当方は、お盆以後の酷暑にかなり疲労しています(泣)。毎週土曜日、大通(北海道新聞社地下)にある少林寺拳法教室へ習いに通っていますが、今日は休むつもりです。
    ユリ先生は、ハンガリーやチェコでも公演されておられたんですね。改めて世界的な指揮者でおられ、その敷居の高さを感じました。ブダペストやプラハの美しさは、写真やテレビの画面でだけ拝見していましたが、実際に見てみたいものです。
    ところで、亡きお父様の新田実先生は、初めて行かれた1968年(昭和43)夏のモスクワ大学でのゼミの後、空路でプラハとパリに立ち寄られたのではなかったですか?僕の記憶違いに間違いがなければですが・・・。当時、チェコ人たちがロシア語を全く話してくれなかったので閉口したということでした。やむなく英語を話さざる得なかったというお話だったと記憶しています。
    僕にとって東欧は未だに、青少年時代に観た、NHKテレビの「名曲アルバム」のままです・・・。
    札幌から、先生の御健勝と御活躍をお祈り申し上げます。

  • >藤原様
    こんにちは。コメントありがとうございます。札幌も気温が高いようですね。くれぐれも夏のお疲れが出ませんように。ご自愛くださいませ。
    海外公演は時折機会をいただいていますが、まだまだ私は「世界的」と名乗ってはいけない状態です。地道にこの道を歩いてゆくのみです。
    父はプラハに行っていると思います。写真の記録は多くはないのですが、話に聞いた記憶があります。私はチェコはまだ行っていません。その機会を心待ちにしています。音楽芸術にとって大切な都市のひとつです。
    どうぞお元気でお過ごしくださいませ!

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