日本フィンランド新音楽協会(会長 一柳慧)が1周年を迎えました。 オープニングの大使館でのセレモニーに続き、秋にはフィンランドの音楽家とのコラボ企画、事務局長の恭子さんのもと とても意義深い内容の企画が展開されています。
1周年を記念しての講演と演奏会がフィンランド大使館で開催されました。
作曲家 Tomi Raisanen氏による フィンランドの現代音楽の状況の講演。教育の現状も含めて非常に考えさせられる内容の講演でした。
演奏会は下記の内容
Arttu Sipila(1990-) Victim of Japan Tsunami in Memoriam (2011)
トランペット 山内博史 ピアノ 福士恭子
Toshi Ichiyanagi (1933-) Resonant Space for clarinet and piano(2007)
クラリネット佐藤和歌子 ピアノ 一柳慧
Tomi Raisanen (1976-) Midsummer / natten (2010) Japan premiere
ヴァイオリン 中澤紗央里 チェロ 鈴木皓矢
Michio Kitazume(1948-) Pair Work for flute and piano(1996)
フルート 斉藤和志 ピアノ 野平一郎
Mamiya Michio (1929-) Five Finnish Folk Songs for cello and piano(1977)
チェロ 鈴木皓矢 ピアノ 阿波 祐子
Magnus Lindberg (1958-) Twine (1988)
ピアノ 野平一郎
1曲目はヨウコさんが1月のツアーで演奏した組曲の終曲です。
いずれの作品もテンションの高い、そして新しい音の発見に満ちたものだったと思います。
演奏者の皆さんも素晴らしかった。
会長の一柳先生のご挨拶にもありましたが、「風通しの良い環境」そのようなものをフィンランドの音楽界全般に感じる、そんな講演とコンサートでした。
レセプションで。現在の文化広報官、ミッコ・コイヴマーさんとともに。山内君、そして今回裏方で大活躍の平部さん。国立音大の演奏関係者は彼女に頭が上がりません(^_^;)<(_ _)>お世話になりました!!
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