Nordic Sounds Concert vol.2 終了!

12月21日、夕方からの雨の中、御来場の皆様本当にありがとうございました。
この日はオーナーの千夏さんが写真を撮影してくださいました。千夏さん提供の写真です!
ありがとうございました!!

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1時間ほどリハーサルをして、19時開演。

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この日はデンマークのニルセン、ノルウェーのグリーグ、スウェーデンのステーンハンマル、そしてフィンランドのシベリウスという まさに北欧をそれぞれ代表する作曲家の歌曲が並びました。
大久保さんの歌唱は、デンマーク語、スウェーデン語、そしてドイツ語。

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ニルセンは交響曲やオペラ、管弦楽、室内楽に見られる音楽の言葉とはいささか異なる趣の歌曲。
初めそのことに大いに驚きました。それでも転調の特徴やIrmelin Roseに見られるユーモアは、他の作品にもみられる姿ですね。ニルセンの歌曲はロマン派にあらず・・・という解説を以前読んだことがありましたが、確かにそうです。

グリーグの歌曲はピアノ伴奏にも詩情あふれる作品。Ein Traumの美しさは格別ですね。
今回1曲目の To brune øjne 2つの褐色の目 と Jeg elsker Dig 我は君を愛す を大久保さんはデンマーク語で歌われました。グリーグの6曲をデンマーク、ノルウェー、ドイツ語とテキストによって原語をわけて歌われていました。こちらも耳ダンボになりながらの伴奏。デンマーク語の特徴的ななめらかさは興味深いものです

後半はステーンハンマルから。実はとってもピアノ的に弾きにくい楽譜。ピアノも弾けたはずのステーンハンマルですが・・・・1曲目Melodiは分散和音の配置が楽譜から読み取りにくく、En positivvisa 手回しオルガンの歌は文字通り左手は回りどおし・・・・。教則本のような音符でした。しかしFlickan kom ifrån sin älskling möte
逢い引きから戻った少女は 本当に魅力的な作品で、自分のピアノはまだその本質には届かなかったと反省状態です。

最後のシベリウス、17日とは異なる4曲。Våren flyktar hastigt 春は急ぎ過ぎ行く は、度々耳にする名曲。四季の移ろいがほんの短い時間の中で、短い言葉で語られます。ピアノも面白いです。 大久保さんが好んで選曲された Teodora、幽霊屋敷のような趣がある小品ですが ピアノに与えられた役割は衣擦れ?すり足?妖しい想い?とにかくテキストを追ってゆくのが面白く大変な作品です。グリーグと並び、ピアノパートにも非常に多彩な言葉を書き込んであるシベリウスの歌曲です。

ピアノソロは、冒頭一瞬パニックになってしまったエングルンドのソナチネより第3楽章、そしてシベリウスのペレアスとメリザンドより最後のメリザンドの死。2曲の小品を弾かせていただきました。
ピアノともっと親密に付き合わないと駄目であることを痛感した一日。

最後までじっくりお聴きいただきました皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>
大久保さんとの北欧歌曲の旅は2月まで続きます。
異なるプログラムとなります。早速新しい世界へ~~~~。

 

コメント

コメント一覧 (2件)

  •  シベリウスの歌曲はピアノパートが添え物でなくて、侮りがたい存在感がありますね。仰ったように言葉の障壁がなければもっと親しめる傑作揃いと感じました。歌曲と言いピアノ曲と言いシベリウスの天才ぶりは小曲でも遺憾なく発揮されているとつくずく思いました。
     でも、意図されてでしょうか、新田先生のピアノは指揮とは大違いにぐっと控えめで少し面食らいました。歌い手と丁々発止と渡り合うのは性に合わないと言っておられるよう・・・。
     エングルンドのソナタは才気煥発でとても面白かったです。全曲が聴きたくなりました。

  • >junsinさん
    御来場ありがとうございました。
    どうもvol.2は私が抑え過ぎていたようですね。他の皆さんからも同様のコメントを頂いています。空間のサイズを考えて試みてみましたがtoo muchだったようです。大久保さんのお声はとても芯がしっかりと強い響きなので、ホールではがっぷり四つにも組めるように違うモードで臨みます。コメントありがとうございました
    エングルンド、がんばります!

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