この春から身の回りの小物に緑色が増えている自分・・・。
お財布も緑に変えた。
緑色のグラデーションは昔から好きで、フィンランドの部屋はそれが基調になっている。
今年は夏~秋をあそこで過ごす予定。
8月に日本で2つ公演があるので、2往復の予定。
秋は英国にも飛ぶ。
一番の心配は、そう・・・火山灰。自然相手ではどうにもならないので、実はまだ様子を見ている。
無事に行けるだろうか。
まだ予定・・・予定は未定の段階。
今日の夕方になってやっと身体が動くようになってきた。
ピアノリハビリも開始。昨日の鍼灸治療が効いたようだ。
昨日はNHKハイビジョンが10時間ショパン特集をやっていた。メモリアルイヤーですな。
一部分だけ視聴。様々な音楽家が語っていたショパン像。
自分にとってショパンは小学生から中学生の時代そのもの。
ワルツの公開レッスンで厳しく中村紘子女史に怒られた記憶・・・
マズルカを弾くと当時の家の間取りが浮かび、練習の合間にこっそり食べたお菓子の味も思い出す。
幻想即興曲では「スピード狂」のごとく弾きまくり先生に怒られ・・・・
手があまり大きくない自分は、どうしてもスケルツォやバラードは弾きこなせなかった。
大学に入り指揮の勉強の中で、スケルツォ・バラードに再会して「ああ、手が大きくなったんだ!」と実感。
(当時のサイトウメソードにはピアノ曲の指揮課題があった)
ショパンは日常の心のうつろいとともに自分の傍にあったような気がしている。
雨だれ・別れの曲・ノクターン・革命エチュード・英雄ポロネーズ・・・・
弾いていたころの空気と自分の心のうちまで思いだせる。
みどりの日・・・・・
急に日差しもまぶしくなる、新年度が始まって忙しくなったと思ったらいきなり連休・・・・
人間関係も新しくなったところで、慣れるのに必死・・・いつのまにか心も疲れている・・・
世間はGWで賑やか、たくさんの人の姿もTVには流れている、
世の中楽しいことにあふれているのが当たり前のように日々報道がされている・・・・
でも自分は一人・・・
そんな人も多い今。
緑を見て、地面にふれて、鳥の声を聞いて・・・・・
目の前の緑の命は、自分の人生よりはるかに長く続いていて、
足元の土は、必ずどこかの地につながっていて、
空の鳥たちは、人間たちの姿を誰よりも正確に俯瞰している。
世界はそんなもんだよ。人間の社会はごく一部の話。
一歩外に出れば一人ぼっちではないことが感じられると思う。
でも命は究極孤独なもの・・・
その厳しさに耐えるために、みんな命に力をつけようとする。
学ぶ・鍛える・考える・思う・・・・
そして集まる。集う。
誰かを求めて、誰かに求められて。
子供のころから鳥が憧れだった。
この間頂いた「しあわせを呼ぶ幸福のぶた」のごとく、
上を向いて鳥たちを追っていた。
そして鳥を飼い、常に傍にいてくれたインコたち。
彼らのまっすぐな命に負けない自分になることが一つの夢だったかな・・・・
ショパンとともにあった時代の自分。
みどりの日沖縄に渡った総理。
鳩山総理の数々の発言は政治家のものではない。
政治的な手腕を使わずに政治上の問題を解決できたら・・・・それは素晴らしく価値がある。
まさに掲げている「友愛」を実現できたことになる。
世界中の人々の価値観がそれと同じくしていたら、
きっと総理を評する言葉も、例のものとは全く違ったものになったでしょう・・・。
残念ながら世の中そうなっていない・・・。
核廃絶には価値があるが、核に代わる緊張状態の種が準備されていたら元も子もない。
世界各地で抑圧への反発と、忍耐の限度の表明と、欲の発散が同時に爆発している。
そして私たちの船である地球そのものも、内側がどうやら盛んに活動している・・・
私は独裁者や独裁を気取る人は愚かだと思っている。
独裁であることと、力を持つことは違う。
独裁者は己の小ささと無力を知っている人なのだろう。
ヒステリックな自己顕示と背中合わせだ。
どこかのお国の独裁者がこのブログを見たら、「かちん」ときて
この「ぶぅ」指揮者は要注意人物とされるかな??(^^ゞ
沖縄問題は巷で言われているように、二つの問題が一緒にされているところにまず大きな問題がある。
国防の本質をなかなか議論しない。それに基づいて日本国の国民の姿勢が決まってくることだと思う。
誰も好き好んで沖縄の犠牲を見ているわけではない。
誰も基地を喜んで受け入れているわけではない。
この60年、その本質からほとんど目をそむけてきた日本の在り方への痛烈なしっぺ返しが始まっている。
現実を取り仕切る政治家たる采配が現政権にはない。
科学者と芸術家、
人間を取り巻く本質に異なる方向から深く迫る人々・・・
大昔、それは一緒だった。
今一度、手を取り合って「政治的な」世界にしっかりと対峙する時代ではないかな
みどりの日、
休日の名前も昨今くるくる変わるので、今日がなんの日だったか・・・・・
さきほど母と思いだしていたところ
自分の現実は、相変わらずたくさんの楽譜との格闘、
いや、
友愛の心で楽譜と仲良くすること。
コメント
コメント一覧 (2件)
老婆(爺)心ながら m(_ _)m
沢山の楽譜もさることながら、沢山の人達と仲良くすることも忘れてないですよネ!
しかし、真の友人(親友)は少ないかも知れませんが…
>オケ・ロージンさん
ご心配ありがとうございまする!
大丈夫です。自分もまだ人間である自覚は残っているので(^^ゞ
こんな「ぶぅ」指揮者でも仲良くしてくださる人はいるので、幸せに思っています。
部屋に戻ると大家族が待っているし・・・・(ぶぅ・くま・うさぎ・ひつじ・さる・いぬ・ねこ・きりん・・・・)(^O^)/