カレンダーも残り少なくなりました2014年。
この連休、学園祭が各地であるようです。(あります)行けなくてごめんなさい。
国立音大に学生として在籍していた間、自分がやっていたことは、
芸術祭実行委員、そして指揮のレッスン、管楽器学生の伴奏。この3つがほとんど。
所属していた教育学科の学生としてはまことにお粗末なモノでしたね。
しかし振り返ると、指揮の勉強はもちろん 伴奏に明け暮れたこともすべて今につながっています。
そして芸術祭の委員をやっていたことも、結局今と同じじゃないかと思う日々です。少々複雑な心境ですが。
演奏部の担当でした。当時の学園祭に出演していた各研究室や同好会などの責任者、リーダーは、
今、全国のオーケストラや演奏団体、またホールの責任者、自治体行政の文化担当部署などで活躍されています。20年前にプロ楽団の仕事を頂くようになった頃、各地で当時の先輩方に再会していました。
それは懐かしさと緊張と混在でしたね。
20年前というと、先日資料整理で1994年の公演プログラムが出てきました。
これが、自分の北欧音楽に活動の柱を置き始めた初めの公演です。
Minon定期でした。1994年3月。女性指揮者シリーズというものがその時企画されたのですね。
曲目は
グリーグ 抒情組曲
ドヴォジャーク チェロ協奏曲 チェロ 林峰男
シベリウス 交響曲第1番
管弦楽 新日本フィルハーモニー交響楽団
今もきっとこのようなプログラムを組むことはあると思いますが、当時シベリウスSym1をきっかけとしてシベリウスの管弦楽作品に多く取り組み始めた時期でした。
そして
このところ定期的な共演となっている、横浜国大管弦楽団
前回の99回定期もチャイコフスキーでしたが、今回は第2番!!
初めて取り組みます。
民族的な調べというものが全編を覆っています。ロシアの深く哀しい想いが描かれています。
ロシアと一口にいってはいけない広大な土地の多民族な文化を感じます。
学生たちの取り組みをぜひお楽しみください!
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