Joulukuu 12月

 2017年もいよいよラスト一か月となりました。

国内外が大変に大きく動めいていた2017年。まだまだ世界情勢予断を許さない状況で、日本国内もいろいろな分野で問題噴出です。

思うに、こうしてネットが発達して多くの人の身近なものになってきた今世紀、問題がさらけ出される割合も増えてスピードも増して・・以前よりも印象として大変に賑やかで問題だらけの世界に見えていると感じます。昔も内在していながら、それを知ることができる人は限られていた・・知るのに時間がかかった。知るための努力が必要だった・・・。

この差は大きいですね。

 

さて、この公式ウェブサイトも、リニューアルに向けて動き出します。
最近はSNSを利用して発信することが増えたため、こちらでの情報公開が少なくなり本当に申し訳ありませんでした。

演奏会の情報はもちろん、現在抱えている様々な仕事の進捗状況や進展や新たなお知らせなど、
もう少しスピーディーに掲載してゆけるように工夫をしてゆきます。

年内の公演は、あと2つ。
横浜国大管弦楽団の皆さんとは、7回目の共演となります。なぜかブラームスとシューマンでの共演が続きます。今回の選曲、ダブルシンフォニーはなかなかハードルが高い。特にハイドンは手強い。でも、学生たちは「この曲をやりたい!」という気持ちで選曲しています。その気持ちが良い状態で昇華、実現できるようにこちらは尽力するのみです。学生たちの時間は、本当にこのひと時しかありません。二度と同じ時は訪れない。大事な瞬間を一緒に作り上げます!

横浜国大2017 (297x420).jpg
そして翌日も大学生。
授業をもちはじめて今年で23年目になるでしょうか・・
国立音大シンフォニック・ウィンド・アンサンブル定期演奏会です。ここ数年は、イーストマン音楽院の指揮者スキャッタディ先生に客演いただいていました。今年はオール邦人作品を取り上げるべしという授業の方向で、私が担当いたします。

すべて魅力的な作品です。そしてすべて・・・なぜか・・暗いトーンを持っています。
正直のところ自分で好きな作品を並べてゆくと・・・暗いトーン、寂しいトーン、ダーク、重厚、申告、悲劇・・・・・そちらに傾きます。選曲にはバランスも必要。今回反省しております。
しかし、いずれも素晴らしい作品です。そのことは断言します。
この演奏会にむけて、委嘱もあります。菊池幸夫先生による「神名火」世界初演となります。
こちらも素晴らしいです。すでにリハーサルは始まっていますが、ぜひとも楽しみになさってください!

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ぜひ、お越しくださいませ!
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