ヴェンゲーロフ祭り2015 

急きょですが、代打登板が決定しました。

世界的なヴァイオリニスト、マキシム・ヴェンゲーロフ氏が毎年行っている、
ご自身が演奏し、指揮をし、そして教えるというすべてをされる「祭り」、
その一つの公演の1曲だけ共演指揮のオファーをいただきました。

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シカゴ響・バレンボイム指揮での映像も知られるところですが、
ヴェンゲーロフ氏のシベリウス ヴァイオリン協奏曲の演奏は雄弁でそして自在な表現が見事ですね。
なお、今回の協奏曲は、通常演奏される現行版ではなく、第1稿版です。オリジナル版と言われているものです。
昨年末にブライトコプフのシベリウス全集シリーズでも、現行版とこの第1稿版の両方が収められたものが
出版されました。実際に演奏するにあたっては、パート譜など実用的な点でクリアーしなくてはいけない問題がありますので、今回の演奏も貴重な機会となると思います。

日本では日本シベリウス協会の理事である、ヴァイオリニスト佐藤まどかさんが2005年に東京藝大の博士課程審査演奏で両方の版を藝大フィルー広上淳一指揮で演奏されたのが、初めての演奏でした。

その後、昨年2014年4月、名古屋フィルハーモニー交響楽団において、ユッカ・イーサッキラ指揮で、三浦文彰さんが演奏、そして今年は複数の方がこの版で演奏されますね。
第1楽章の2つのカデンツァ、第2楽章の難解なアルペジオ、現行版と明確に異なる点も楽しみですが、
現行版に残してほしかった!というシベリウス語の数々も第1稿では聞こえてきます。
 

この公演の後半はヴェンゲーロフさんご自身がベルリオーズの幻想交響曲を指揮されます。
そちらも楽しみですね。

何より、東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんと共演できますことも、自分にとっては大きな喜びです。
はるか昔、コンクールの折、ファイナル審査の課題曲でドビュッシー「牧神の午後の前奏曲」で審査演奏をしてくださったのが東フィルの皆様。その後は大野和士さんのアシスタントをしていた時代に、「オペラコンチェルタンテ」公演でなんどかアシスタント、副指揮者を務めさせていただきました。その時代に多くお世話になっていたオーケストラです。

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本当に急遽決まったことなのですが、代打であってもしっかり打席を務めたいと思います!
皆様のご来場お待ち申し上げます。

 

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