フィンランド学入門
最近いよいよ脚光を浴びるフィンランドについて、その文化、社会、歴史、日本との関係など多様な側面から解説と意見の交換をこころみます。3学期を、7回、7回、6回に分けて通算20回の授業とし、『フィンランドを知るための44章』(明石書店)の執筆者数名で講義を担当します。講義者は、フィンランドが日本でまだあまり知られず、多くの人々が「フィンランドのことを研究して何の役に立つの」などと聞いたりした頃から、現地の人々との交流を通じて自分たちの関心のありようを問い、各自のフィンランド像を育ててきました。そうした背景で授業をし、フィンランドに新たに関心を寄せる受講者の皆さんのフィンランド認識に役立ちたいと思います。
第1部 (春期7回) 「歴史からみたフィンランド」
第2部 (秋期7回) 「フィンランドの社会・文化を学ぶ」
第3部 (冬期6回) 「東アジアとの交流を通して」
【テキスト】 百瀬 宏・石野裕子 編著『フィンランドを知るための44章』 明石書店、2008年、2,100円(税込)
講座名 | 担当講師 | 曜日 | 時間 | 期間 | 料金 (税込) |
定員 | クラス名 |
フィンランド学入門 (第1部) |
百瀬 宏 津田塾大学名誉教授 他 |
金 | 14:40~16:10 | 5/15-6/26 | 7,000円 | 24 | FIN‐54 |
津田塾大学オープンスクール こちらに詳細が掲載されます
新田ユリは11月6日を担当します。フィンランドの音楽芸術について講義予定です。