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親はなくとも子は育つ−そこには決して「教育は不要」という意味はない。親代わりになる世間があったから成り立つ理論だ。今の日本に、育(はぐく)むという空気がどのくらいあるだろうか。
次世代のことを考えているリーダーが何人世界にいるのか。どんなに縄張り争いに勝って当人が豪勢な生活を送れようとも、それらの人が残した子孫が無事に生き延びられる保障が日々なくなっている。その単純な図式に目を向けずつまらないエゴにしがみつく大国やリーダーの浅ましさ。醜い世界を見せつけられている子供たちが、まっすぐにその心を伸ばしていけないのは自明。 |