時の巻き戻し・・・

 確実に地球の地下部分は動いている。日本だけではなく海を取り巻く大陸に起きている数々の大きな地震、
どう関連があるか、というところは専門家の領域だが、素人の思考の中だけでも「何か」が起きているという認識は許されるだろう。
専門家はともすると、正確な答えが並ばないとYESとは言えないものだ。調査の途中、データの不足、あいまいな推論に基づくことには、YESという確信は発表できない。でもその確信を導き出す時間は、同時に物事が進行している時間でもある。だから、素人なりに畏れ、推察し、備えてゆくわけだ。備えあれば・・・備えがあっても・・・かもしれない。でも備えと覚悟は必要だろう。想定外という言葉が後付けの言い訳に使われないように、できるだけの想定をしておくこと、個人レベルでやってもいいのではないか。

さて、30年ほどの時間が巻き戻る集いがあった。
自分の恩師に昔関わっていたものが集った。指揮の小松一彦先生が天国に行かれてどんどん年月が過ぎる。
早すぎるお別れだったが、自分は桐朋学園に入る前に恩師とは離れてしまっていた。その後一度も直接お目にかかることはなく、永遠のお別れとなってしまったことは、人生の中で大きな悔いとなって残っている。

師事していた頃、小松先生が指揮されていた中央大学管弦楽団に団友として在籍して4年間ヴァイオリンを弾いていた。卒業しても1年関わったので通算5年か・・・小松先生には6年間師事。桐朋学園を受験する前にお別れをした。国立音大にいた4年間は同時に徹底して斉藤指揮法を叩き込まれた期間でもあった。ダブルスクール状態のようだったと今振り返ると思う。

当時の中大オケのメンバーであった方とSNSサイトを通じて再会の機会があったのが2年前。その時には会えなかった、同門指揮者の佐藤寿一さんとも今回は再会できた。指揮者どうしは本当に会える機会は少ない。現在小松先生の後を引き継いで、佐藤寿一さんが中央大学のオーケストラを率いている。
勉強当時の雰囲気はそのままだけれど、もともとあった貫録はますますしっかりと・・・・懐かしい寿一さんだった。そしてやはり当時の中大オケの監督であった方とも再会。フィリピン・シンガポール演奏旅行にもご一緒している。懐かしいお顔だった。


指揮研究会という名前で勉強をするサークルの一員だった自分の先輩も後輩も、最近久しぶりに再会、または連絡を取れるようになった人が少しずつ増えてきた。今日もシカゴから一時帰国中の香苗さんからも、昔の懐かしいお話がどんどん飛び出す。我々弟子たちを厳しく暖かく見つめてくださっていた方だ。30年の時が、あっというまに巻き戻り時の距離感が縮まる。不思議な感覚。

komatsumonka (640x360).jpg
[2016年4月21日 22:10]

コメント(2)

ユリさんと大学時代同級生で指揮研で勉強した土居です。本当にご無沙汰しております。香苗先生やミグ先輩のお姿が見られて、とても懐かしく、故小松先生のことも思いだしました。みんなお元気そうで何よりです。地方にいるため、なかなかユリさんの演奏会に行けなくて残念です。これからも、元気でご活躍くださいね。

土居さん!!
お久しぶりです。コメントありがとうございます。お元気ですか?
懐かしいです。いつか再会できることを願っています!

コメントする

森と湖の詩日記
2016年5月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

アーカイブ