秋深まるラハティ

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本当に毎年シベリウス音楽祭が終わると、ぐっとフィンランドの秋らしくなってきます。
雨が多く、冷たい風が吹き始めます。
今日も何度強い雨が降ったことか・・・・。

デスクワークが続いているので、昼間少し湖の周りを歩きました。
血行が悪くなると思考も気持ちも優れなくなりますね。
途中少し強い雨にも降られましたが、それでも気持ちが良かった。

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コケです。Sammal とフィンランド語で言います。
この色、ヘルシンキの音楽ホールの色に近いですね。
koke2.jpgmini.jpg雨が降るごとに、どんどん秋色が深まっています。

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気温は10℃前後というところ・・・。このまま10月に向かってひたすら暗く寒くなってきます。

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キノコの種類も多い国ですが、まだ私は見分けがつきませぬ。
これは食用ではないと思いますが、日本のマツタケにあたるものが実はフィンランドにも生えているということは、以前もどこかで紹介されていました。こちらの皆さんは食べていないようですね。。。。

ブナシメジに似た白いキノコも多く生えていますが、「それは毒だ!」と言われました。

次第にリハーサルが近づいてきますが、京都の公演の3曲、国立音大の授業の数曲、そして27日の7曲を並行して楽譜を見ている状態です。あと1週間、仕込みの時間が続きます。

インターネットのニュースや情報ページやSNSサイトのコメントなどで、
野田総理の所信表明演説の野次が凄いということが、度々見られましたが・・・
相変わらずそんな状態なのでしょうか、日本の国会は。
the Diet, ここは一体どんな場所ざんしょ・・・・・

そのことに関して私は現野党だけを非難するのは片手落ちと思っています。
現政権が野党だったとき、全く同じことをしていたではないですか。
結局同じ穴のむじなというものであります。

正直のところ、子供の頃から国会中継というのは恥ずべきものとして認識していました。
何も「話し合って」いないし、国民の代表である意識はあまり感じられない。
最近よく言われますが、小学校の「学級会」を見ているようだ・・・・。本当にそうです。
(小学校の方が優秀という説もあり)
子供たちに見せても恥ずかしくない話し合いの場を成立させることくらい、
いい加減できるようにしてはいかがざんしょ

身内の「なあなあ」のお約束事をとりあえずご披露くださるところ、
とりあえず「反対の気持ち」を、野次という叫びに換えて発声しておくところ、
意見と文句は大いに違う。
反論と罵倒は全く違う。
何よりちゃんと相手の意見を聞いていないという姿勢が見える以上、
あの場にいる大人(のような人)は、自分以外の人への敬意も尊敬も尊重も何も持っていない者同士が集っている、そんな悲しい場所なんだと・・・子供でも感じますよ。

あの中継はそもそも「お約束された場」なのであれば、互いの意見をきちんと拝聴したうえで、
冷静な反論と検証を試みるという、当たり前の姿勢を公共の場で見せればよいざんしょ?

オーケストラという集団も、かなりの数の違う気持ちと意見を持った人が集っています。
一応それを指揮者がまとめているという構図が見えますが、実際はそんな単純なものではない。

メンバーひとりひとりが、他の人の出す音について深く聞きとる姿勢がないと、よいオーケストラにはならない。
事例を挙げればきりがないけれど、オーケストラプレーヤーは、耳が8割演奏は2割などと良く言われます。
聞くことが何より大事なのです。
国会議事堂の皆さんには、ぜひとも世界の素晴らしいマエストロとオーケストラが作り出すリハーサルの現場を見学してほしいなと思いますね。
どうやって「場」を作り上げてゆくか、どうやって一つの「音」への共同作業の意識をまとめ上げてゆくか。

ソリスト集団のようなオーケストラもあります、うるさ型がいるオーケストラ、頑固なオーケストラ、
自己主張が少ないオーケストラ、意識の低いオーケストラ、人類の性格の数だけタイプが異なります。

それでも最終的に本番のステージで、たとえ仲の悪いメンバー同士が隣に座っていたとしても、
素晴らしいハーモニーを奏で、目的達成になるのです。それをしないとプロの仕事とは言われません。
そんな現場なのです、オーケストラは。

プロの集団は、自分の仕事に責任と誇りを持っていて、それは自分以外の人にも同様に。
そのお互いの良い自負が、関わる公共の場を成立させ、維持させる努力を生みだす。
やたらと失言暴言が多い最近の政治家の皆様は、その点でプロの意識がとても低いと感じます。

個人的な環境(居酒屋の政治談議)などで、思いのたけを発するのとはわけが違う・・・
(実は・・・・)ということはどんな現場にも付きもの。その裏話がまるでバラエティ番組のネタのごとく、
公共の場で即座に出てきてしまうということは、その場を維持する責任感に欠けているとしか言いようがない。

マスコミはネタを求めています。そういうえさにくいついてはいけない。
選挙の票がアイドルの人気の数値と同じ値にされている現状を、もっと積極的に嘆いたらいかがざんしょ
雑多な情報や、かく乱する問いかけや、そんなものを払しょくするもっと大きな哲学を持って
国民の前に立っていてほしい。それが国民の代表の政治家の姿だと思いたいです。

そろそろ同世代が国政の中心に現れています。
私はとってもそれを期待しているのです、実は。
我々の世代はある種の必修の課題を持った世代だと個人的に思っています。
あくまで個人的な想いなので、これから人生後半で実現できたあかつきに「どんな課題か」を言います。

国会中継の様子を見るたびに、最近は新しい総理就任の様子を見るたびに、(度々のことですが)
とても悲しい想いと怒りが溢れてくるので、ついに書いてしまいました。
最近はいろいろとチェックが厳しくなっていると伺います・・・・
こいつは危険人物だと、思うでしょうか。
ははは

ただ、ぬいぐるみと自然を愛するのどかな指揮者です。<(_ _)>



 

[2011年9月13日 03:33]

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森と湖の詩日記
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