モスクワも三日目。相変わらずの天気でTVの予報は日々恐ろしい数字を告げている。
それは全世界的な現象で・・・体温を超える気温の国もある。
尋常ではない雨や雪!
人間が本当に真剣に立ち向かうべきものは、地球そのもの、宇宙の中の人類レベルになっている。
住みよい地域、好条件の土地、豊かな土地の争奪戦になるであろう21世紀。
ほんのスタートラインにいる我々の世代で、人類の英知で方向性を見つけていきたいと暑さの中思うわけだ。
政情もにわかに危うくなり、渡航制限も出始めている地域もある。
他人ごとではない時代なのだと思っている。
本日はチャイコフスキーに会いに行った。
と言ってもあいにく「クリン」には行けず、それは次回の機会を楽しみにと思う。
モスクワから100キロほど離れている。この猛暑の中母の体調も心配だ。

チャイコフスキー記念コンサートホールです。
モスクワフィルは9月からの公演演目がずらりと並んでいました。
地下鉄を乗り継いで次は・・・

チャイコフスキー記念モスクワ音楽院。地下鉄の出口を地図で見間違えて、
またまた遠回りでたどりつきました。暑さ苦手の母には苦労をかけてしまいました・・・・。<(_ _)>
この人、手に何を持っているんでしょ・・・・秋から始まるリハーサルの曲。
偶然ながら二つの学生オーケストラが両方ともロシア&フランス路線になりました。
両方ともメインはチャイコフスキー。本当に偶然であります。
幼少期より憧れていた作曲家でありましたが、大人になってから気持ちが離れ、
現在はクールにしかし懐かしい友に会うような気持ちで接しています。
音楽院にはカフェがあって、そこはいつも人がにぎわっているようです。
窓辺からはピアノの音があふれていました。ラフマニノフ、ムソルグスキー、等等・・・・・
世界からの若者たちの一群が輝く瞳を持って音楽院の周りを闊歩していましたね。
まぶしいぜ~!
未来を信じる力は強いね。
おばさんも負けないよ~。(^^)v
音楽院の周りにはこのようなお店が・・・・・
モスクワには増えているとは聞いていましたが、本当に多いです。
留学生も嬉しいでしょうね。

ここからまた地下鉄を乗り継いで
こんな大きな建物の傍に出ました。スモレンスカヤ駅のロシア外務省。
大きい・・・・・・・・・・・・・・・・・・バリショイ・・・・・
そしてキリル文字のマック。
大きなドリンクもすいすい入るような本日の気温。
このマックのすぐそばに、プーシキンの家博物館。
これはプーシキン博物館ではなく、新婚当時住んでいた住居を復元したそうです。
豪邸です。品の良い豪邸でした。羨ましい様な・・・しかし自分がこのような家に住んだら
毎日片付けに追われてちっとも仕事ができないと思います。
一部屋ごとに違うスコアを置いて歩くんだろうな・・・・。
風と水がごちそうになってきたので、一旦ホテルへ戻りました。
本日の夜はコンサートホール前のチケット売り場で買ったバレエ公演へ。
演目はこちら、眠りの森の美女。
劇場はPAMTの略称の青年劇場。1921年に子供用に作られた劇場だそうです。
確かに夢がある色使いと構造でした。小ぶりです。ピットも小さい。
多くのヨーロッパの街にある親しみやすい劇場サイズ。
市民に愛されて長く続いてきた劇場という雰囲気を味わいました。
カーテンコールをこっそり・・・
と言っても多くの人がシャッターを押していましたが係員も制止せず。
クーラーなど入っていません。
皆さん優雅に扇子をパタパタと。
内容も短くされていました。大筋は抑えながら踊りも省略、繰り返しも省略の部分が何箇所か。
若者指揮者が汗だくで奮闘するも、オーケストラは夏バテ状態以上に何箇所か手に汗握ることも!
正直のところ毎日かかる小屋の演奏はこういう状態もままあるということを思い出した演奏だった。
その昔ザルツブルグでもそうだった。それが日常の生活と密接している劇場の様子だった。
バレリーナ達は美しくにこやかに役を演じてゆく。非日常の姿を見事に日常の空気の上に塗りあげてゆく。
自分の幼少期はこのバレエとピアノ協奏曲で占められていた。
チャイコフスキーの三大バレエは、やはり「白鳥の湖」が最も好きで、「くるみ割り」「眠り」と続く。
不思議と海外でバレエを見る時、いつも「眠り」にぶつかる。コペンハーゲン、ヘルシンキ、両方ともそうだった。
デンマーク王立もヘルシンキでももちろん通常の大劇場用のものなので本日とレベルは全く違うけれど、
それでもなんとなく今日のバレエは記憶に残るものになったかもしれない。
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