切られるほどに逞しく・・・・

伸びて絡んで枝葉を伸ばす庭の草木・・・・・

都内自宅の猫の額の庭、この時期成長速度がぐんと速まる。
先日はみ出した枝葉を落として、隣の駐車場にご迷惑にならないように・・・と手入れをしたばかり。

本日私は次の公演の衣装が自宅にあることを忘れていてあわてて取りに戻った・・・・
衣装は何種類か使い分けていますが、夜の公演はほとんど燕尾服を使用。
これが最も指揮をしやすい。「古い」という人もいるし「女性なんだからほかに・・・」という人もいる。
でも当人は、これが最も落ち着くし何より最も楽なのです。

他にもマンションの総会委任状の提出やら駐輪場の支払いやら・・・・・
日々生きるためには様々なことがある。
マンションは役員などの役割が住人にはノルマなのですが、
委員会が開催される土日はほとんどすべて仕事。
来年の7月頃まで土日と休日はほとんど埋まっているという、この1年の現状・・・・・
とてもお引き受けできない。申し訳ない・・・・お断りばかり。

そして草木の話・・・・・
雑草を取り、剪定をしてといういつものことをするだけなのですが、
季節によってまた雑草の取り方によって、次に生えているものが違ってくるのです。
そしてあっという間にその逞しい雑草たちに埋め尽くされるわけです。

ドクダミとツタは本当に逞しくて・・・・・。
ツタはついにはバラの木にも絡みつき、金属の柵にもきれいに絡まり、
その緑は美しく、花も美しく・・・・
できればそのままにしていたい気分ですがそうもゆかず・・・・。

剪定する木は信じられないスピードで新しい枝が伸びていて、
またそれも一段とたくましい太さになっていて。
切られるほどにたくましく自己主張する木々に、また新たな感動もちょっと覚える。

もう少し都内にいられればこの猫の額の土地で菜園を始めたいのです。

新しい芽、新しい枝葉・・・人間もどんどん若い世代が生まれてきます。
20代から30代の女性指揮者がとにかく増えていて、海外で勉強仕事をしている人も多いです。

この秋からシベリウスアカデミーの合唱指揮者コースに一人の女性指揮者が入学します。
そして今日は、明日芸大の木曜コンサートで指揮をする女性指揮者からもご案内のメールを頂きました。

彼女とは昨年お会いしています。尾高先生のお弟子さんです。師匠尾高先生は現在芸大の教授になられています。お、妹弟子になるのかな?桐朋時代では私が一番下っ端でした。嬉しいですね。

小澤征爾先生の音楽塾では、夏のコンサートでやはり二人の女性指揮者がデビューです。
一人は桐朋から、一人は芸大から。

桐朋ディプロマ出身の女性指揮者ともメールのやりとりが続いています。

優秀な若手指揮者の台頭は私にとっても良いエネルギーです。
呆けている暇がない、老けている場合ではない、悩んでる時間があったら前へ進む。

良い仕事を残さないと次には決してつながらない・・・・
明日の保証はない。

次のステップへ歩みをすすめよう。

今月の公演に続く録音の譜読みも始めています。
同時進行で全く異なる音楽を読んで自分の中に作り上げていくことは、正直細胞がよじれます。
しかし、それもこの仕事の宿命であります。

オーケストラのみなさんはもっと大変なことを日々なさっているのです・・・・
違う指揮者、違う演目、違うホール、時にはそれが同じ日に重なることもあり・・・・
同じ曲を異なる指揮者で演奏しわけるコンクール審査なみの仕事だってあります。
このハードさは、なかなか一般的に伝わりにくいですね。

コンクールと言えば、この秋にまた日本で開催されますね。
2009年東京国際音楽コンクール<指揮>です。
最近音楽コンクールへの関心が一般にも広まっていて
(それは多分に「のだめ」の影響が多いとききますが)
きっと、このコンクールの聴衆もいつもより多くなるのではないかなと勝手に想像しています。

自分にとっては、すでに過去の時代。あの若き日?のあの時間の感覚は薄れつつあります。
そこからの時間の積み重ねが大事なところです。
その点で決して私は優等生ではなくむしろ劣等生だと思っています。
本当に回り道人生であり、目的まっしぐらという格好良い生き方はできず、
もしかしたらメビウスの輪の中に自分はいるのかもしれない・・・と感じることも度々。
その原因はひたすらに己にあります。

省みて己のたくさんの不足を知ったフィンランド時代、
そのきっかけとなったオスモ・ヴァンスカさんとの出会いからまもなく10年を迎えます。
ラハティ響の初来日は1999年の秋。この10年のあのオーケストラの飛躍、オスモさん自身のステップアップ。
長い着実な蓄積から彼らはそれを実現した。
そのことを10年間見てきたことは大きい。
自分の小さな歩みがいつか形になるのだろうか・・・・不安は大きい。
しかし

目の前に奏でたい作品がたくさんあるという日々を大事に生きてゆきたい。

新しく家族が揃いました!

kumasan.JPG

一番大きなものは小樽から、あとの二人は池袋から。斜に構えたユニークな姿勢が素敵です。
「なんだこのやろ」と喧嘩をうられているようにも見えます。

家族と言えば、母は最近以前にも増して読書の日々です。
私の本棚からもどんどん持っていって読んでいます。結構詳しくなっているのかもしれない・・・
まずいぞ・・・・

上野を通ったので「アメ横」に行きました。
本日の戦利品!?は、塩ジャケ(定番です) 縞ほっけ、カニツメ、イカ、豚バラ(皮付き)。
信じがたいお値段。
アメ横の姿が少し変化していました。シャッターを下ろしたお店。改装中のお店。
新しいお店。お馴染みの海産物店のあたりが少し風景かわっていましたよ。
そして様々な国の方が多く見られました。アメ横もガイドブックで知られていますね。


そうだ!
本日電車でとっても「みっともない若者」の姿を見てしまった。
電車の座席で「はじっこ」を取りたいという気持ちはよく理解できる。
しかし、空いた途端一目散にそこを目指して、乗り込んできた女性を押しのけサングラス越しに無表情で座席を獲得したお若い方、そのあとはブランドものらしい高そうなバッグを抱え、漫画を出して、魔女のような靴で足を組み・・・・ううむ。パ~ンチ!を入れてやりたかったぞ。やれば良かったかな・・・・
私は向かい側の席でそれを見てしまった人ですが。
バッチリとキメたブラックのファッションが泣いているぜ。若者!二度とやるなよ~。

ふ~
すっきりした。

あ!でもね~同じようなこと、時々おじさんおばさんでも見るんだな、これが。
やめようね~~次の世代くんたちが見ているからね。

久しぶりに雑談で長くなりました。
明日から京都です。いよいよ同立交歓演奏会本番を迎えます。
立教の指揮者、池田先生にもお目にかかれます。

公演翌日はリハーサルに関東に戻ってきて、また月曜日は大阪に戻ります。
新幹線がお友達・・・・・・


 

[2009年6月17日 22:43]

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森と湖の詩日記
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