Toukokuu 五月

towada1.jpgVappu メーデー・・・・皆様いかがおすごしでしょうか。

珍しく連休期間に休みのある今年、東北の春を堪能しております。

いきなりですが冬山の名残り。
八甲田山系。
下界は23度ほど、ここはひんやりと。

本日は
弘前~小坂(秋田)~十和田湖~奥入瀬~弘前

このコースでバスの日帰りの旅。




この鉱山事務所の建物は1905年に建てられたそうです。
木造3階建て、延べ床面積は2596㎡、ルネッサンス風の外観。kosaka4.jpg

この時代を考えると驚きます。

この建物は実際は移築復元されたもの。
kosaka5.jpg小坂鉱山事務所(秋田県)。
今回の旅の一つの衝撃でした。
無知なことに全く知りませんでした。
この小坂という街、銀山として非常に栄えた街だったのですね。

人が集まり、繁華街もでき、
病院などの施設も充実。
近代的な街のあり方が明治期~大正期にここにあったのです。








kosaka3.jpg
その立役者ともいうべき人物、
ドイツから鉱山技師が招かれました。

クルト・ネットー。1873年に小坂に赴任。
新製錬の技法が彼により伝えられて、飛躍的に鉱山の生産量が増えたとのこと。

また、ネット―は水彩画家としても後世に残る作品を残しています。一部がこの展示室にも飾られていました。

ドイツ人からみた小坂村の日本人の日常が、
実に細やかに描かれていて、心を打たれます。

技術能力を持ち、それを異国の地で伝授しながら、
その国に溶け込んでいく。
華やかな功績ばかり語られがちですが、ご本人の日常の様々な苦労もあったことでしょう・・・
繊細な絵のタッチにはそんなこと微塵も見えません。
そこに人としての大きさと優しさが見えます。

この村の歴史、知ることができて本当によかった・・・


towadako5.jpg
バスは進みます。
十和田湖です。紅葉の時期は自然の神秘の美しさを見せるということですが、
この時期もなかなか味がありましたよ。

本日は大変に風が強く・・・・・
湖面も波打っていました。
1時間コースの周遊遊覧船に。

観光客も少なめ、
ゆったりと船に乗りました。


towadako4.jpg
実物には追い付けない・・・・
湖はエメラルドグリーンと藍色と
コバルトブルーと・・とにかく複雑な色彩が場所によって描き分けられていました。

これは夫婦松の付近。







towadako2.jpg
五色岩。
鉄分を多く含もということです。
こちらも非常に深みのある神秘的な色合いでしたよ。

湖の周辺、語りつくせないほど
自然の造形が見事でした。

紅葉の頃は絶景であることも
頷けますね・・・



oirase2.jpg
そして子の口から奥入瀬渓流へと進みます。
バスで渓流にそってすすみながら、
一か所で停まって写真撮影。

多くの人が歩いていました。

この風景、
そう・・・フィンランドのkoli国立公園に非常によく似ています。人の手が入っていないということも同じですが、植生も近いものがありますね。






oirase1.jpg
青森県とは10年前から吹奏楽指導者講習会でご縁がありました。
5年ほどつづけて講師として呼んでいただき、弘前・青森・八戸と青森の各地を回る機会をいただきました。
講習会の後、竜飛岬を歩いたこともありましたね~~~

先生方とは今なおご縁をいただいていますが、とにかくいろいろ行った青森のつもりでも、まだまだ知らない土地がある。

その中でも奥入瀬渓流は絶対に行きたかった場所。
できればシーズンオフに・・・ということで、
すべての条件があった今回の旅だったのです。

想像していたよりも長い距離の渓流。これはいつか徒歩で来なくてはいかんです。
ゆっくりと時間をかけて・・・・

towada2.jpg
奥入瀬を抜けて、八甲田を通って
弘前に向かいました。

途中うとうとしつつも、必死に撮影。
目が覚めてもまだこの雪の壁

夢うつつで
「え!フィンランド?」と思ったことも度々。

雪に白樺を見れば、どうしても
フィンランドの風景を思い出します。

最近ラハティにあまり戻っていないので
とてもさみしい・・・・
このところいろいろなフィンランド人から連絡が入るので、よけいに・・・・・
行きたい!という心境であります。

towada3.jpg
美しいぶな林。
下界はすっかり初夏の装いですが、
こちらはゆっくりと春を迎えています。

良いですね、
こういう季節のタイムラグを味わえるのも。
日本は豊かで贅沢な季節の時間を持っている。
実感です。









弘前まで、少ないツアーだったのでツアーバスの運転手さんとも会話をしながら(母が)
いろいろな知識情報も仕入れての旅。終了です。お天気がよくて、安堵でありました。

さて、宿で一休みしているとお迎えのコールが・・・・
さきほど書いた、吹奏楽指導者の先生方です。

hirosakiburass.jpg
盛岡の後は弘前にということを決めてから、「はて」といろいろ悩み、餅は餅屋だ!と、地元のS先生に救援信号を送りました。
人呼んで温泉博士のS.青森県の温泉なら何でも知っている???!という噂。
かくして情報はたくさん仕入れたものの、
おお、ツアコンとして最大のミスを・・
母は温泉が苦手なのでありました。





温泉宿は今度個人的にということにして、
今回はおとなしくホテルを。


そのような情報などいろいろと送っていただき、また観光もご相談させていただきの旅でありました。
うれしくもお時間をいただきお目にかかれました。
毎年林檎を送ってくださるM先生、そして今回初対面となったK先生。皆さんバリバリの津軽弁であります。
いやああ、津軽弁素敵です。仕事がら各地の方言には多く接していますが、これまで私が出会った中では、どこよりも強力で、なかなか攻略できない言葉が津軽弁です。個性の強さには抗いがたい魅力があるのですが、難しい・・・・・・・・・・・・・・・・・・おなつかしい話やら、未来の音楽への話やら・・・楽しい時間をいただきました。
本当にありがとうございました!

母とのみちのく道中もこれでおしまいであります。
明日も少し弘前を廻り、帰路につきます。帰りは飛行機で・・・・・

黄金週間が終わると今年は猛烈に忙しくなります。仕事の準備もそろそろ始めなくてはマズイ。

自然のエネルギーをたくさん浴びることができて、きっと元気に歩めることでしょう。
へとへとでも、桜の木々の間では元気に歩けました。へとへとでも新緑を見れば足もすすみます。
人間は生き物です。リフレッシュして、生きた音楽を響かせましょう!

[2009年5月 1日 23:11]

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森と湖の詩日記
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